近づいて来たゴールデンウィークについて、である。
 ここで私の「連休論」を紹介しておく。
 「論」とは大げさか。
 ちょっとした感想と言い換えよう。

 このことは以前にも書いたことだが、最近になってこのブログを読み始めた方のために基本的な考えを述べておこう。
 
 そもそも連休は働き盛りの若い世代のためにあるものであって、年寄り用にあるものではない

 だって、年寄りなんて毎日が日曜日みたいなもんじゃないか。
 エンドレスの休日をとっている人間に、連休もクソもあるもんか。
 
 私も60代前半くらいまでは働き盛りの名残りもあって、「せっかくの連休なのだから何かをしなければ」と思っていた。
 何かをやらないともったいない。
 何もやらないのは損だと。
 そんな風に思った。

 だが、よくよく考えてみれば、このようなシステムは働き盛りの若い世代が、休息をとったり、家族との時間を作ったりするために用意されたものではないか。
 自分はすでに対象外なのだ。
 ということにようやく気づいたのは60代も後半に入ってからだ。
 気づくのオセーヨ。

 そんなわけで、連休中のスケジュールはがら空きなのである。
 
 連休じゃなければできないことをやろう。
 そんな気持ちはサラサラない。
 仕事をやっているとは言え、個人経営なので、連休が欲しければ後で勝手に自分で連休を作ればいい。
 この時期、わざわざ混雑や渋滞に突っ込んで行く必要はない。
 何をするでもなく、その日その日で気ままに過ごす。

 唯一の縛りはこのブログかな。
 毎日更新を始めてから、この3月末で丸9年が経過し、いま10年目に入っている。
 読まれようと読まれまいと、少なくとも10年の区切りまでは続けたい。
 そう思っているから連休も休まず更新する。
 ただし、頭は休息状態に入っているから、あまり難しいことは書けない。

 と、事前にエクスキューズをしておいて、ゆるゆる生活に入る。