全国高校総体(インターハイ)の出場校、出場選手がほぼ決まった。
 昨日、バスケットの決勝が行われたので、未定なのは水泳競技。
 多くの競技は県大会優勝又は個人上位入賞でそのまま県代表となるが、陸上と水泳は関東大会を経ての出場となる。

 以下、主要競技のまとめである。
 チーム競技、団体種目とも優勝校のみが全国高校総体に出場する。
 なお、今年の大会は北海道で行われる。

◆サッカー
 武南が10年ぶり
 決勝戦は武南が4対0で浦和南を倒し10年ぶり16回目の優勝。
 本命と言われていた昌平は準決勝でPK戦の末、浦和南に敗れた。
 正智深谷もベスト4に残った。
 ベスト8進出は狭山ヶ丘・埼玉平成・川越東・西武台といずれも私立。

◆バスケットボール
 男子は正智深谷7年連続、女子は昌平が初
 男子決勝は正智深谷が68対64の僅差で埼玉栄を退け、9回目の出場。
 3位伊奈学園、4位昌平、5位本庄東・春日部共栄、7位川口北・武蔵越生。

 女子決勝は関東大会予選と同じ昌平対埼玉栄となったが、関東大会に続き昌平が埼玉栄を破った。昌平は昨年のウインターカップで県優勝し全国に駒を進めているが、インターハイは初出場。
 3位正智深谷、4位草加南、5位朝霞西・久喜、7位浦和西・市立川越。
 ベスト8に公立が5校入っている。

◆バレーボール
 男子は正智深谷が2年連続、女子は春日部共栄が5年ぶり
 男子決勝は正智深谷がフルセットの末、昌平を破り2年連続2回目の優勝。
 3位春日部共栄、4位埼玉栄。
 ベスト8進出は本庄第一・伊奈学園・深谷・越谷南。

 女子決勝は春日部共栄が宿敵細田学園を倒し、5年ぶり7回目の優勝。
 3位狭山ヶ丘、4位本庄第一。
 ベスト8進出は久喜・市立川越の公立勢と聖望学園・正智深谷。

◆ハンドボール
 男子は浦和学院が32年連続、女子は埼玉栄が5年連続
 男子決勝は浦和学院が浦和実業を下し、32大会連続34回目の優勝。
 ベスト4進出は他に川口東・越谷南。
 ベスト8進出は埼玉栄・東京農大三・川口北・伊奈学園。

 女子決勝は埼玉栄が浦和実業を下し、5大会連続13回目の優勝。
 ベスト4進出は他に川口北・越谷南。
 ベスト8進出は三郷北・伊奈学園・春日部女子・川越南。
 優勝、準優勝以外は全て公立が占めた。

◆ソフトボール
 女子は星野が2年ぶり
 決勝戦は星野が4対0で花咲徳栄を下し、2年ぶり31回目の優勝。
 ベスト4は他に埼玉栄・市立川越。
 ベスト8進出は山村学園・浦和麗明・浦和実業・大宮東。

 男子は決勝で熊谷工業が川越東を3対2で破り25年ぶり5回目の優勝。
 ベスト4進出は他に秩父農工科学・春日部共栄。

◆バドミントン
 男女団体は埼玉栄、個人も独占
 男子団体は埼玉栄が叡明を破り24大会連続の優勝。
 ベスト4進出は他に川越東・浦和北。
 ベスト8進出は熊谷工業・大宮東・鴻巣・草加東。
 同シングルスのベスト4は埼玉栄勢が独占、うち上位2人が全国出場。
 同ダブルスのベスト4も埼玉栄勢が独占、うち上位2組が全国出場。

 女子団体は埼玉栄が叡明を破り、9年連続30回目の優勝。
 ベスト4進出は他に浦和北・大宮東。
 ベスト8進出は川口青陵・星野・浦和麗明・鴻巣。
 同シングルスのベスト4は埼玉栄勢が独占、うち上位2人が全国出場。
 同ダブルスのベスト4も埼玉栄勢が独占、うち上位2組が全国出場。

◆卓球
 団体は男子が埼玉栄、女子が正智深谷
 男子団体は埼玉栄が川越東を破り、13年連続優勝。
 ベスト4進出は他に春日部・埼玉平成。
 ベスト8進出は浦和南・草加・鷲宮・正智深谷。
 同シングルスは上位7人が全国出場できるが埼玉栄勢が独占。
 同ダブルスは上位3組が全国出場できるが、これも埼玉栄勢が独占。

 女子団体は正智深谷が星野を破り、14年連続優勝。
 ベスト4進出は他に埼玉栄・秋草学園
 ベスト8進出は浦和南・春日部女子・熊谷女子・秩父農工科学。
 同シングルスは上位6人が全国出場できるが、うち5人が正智深谷、1人が埼玉栄。
 同ダブルスは上位3組が全国出場できるが、うち2組が正智深谷、1組が埼玉栄。

◆テニス
 団体は男女とも浦和麗明
 男子団体は浦和麗明が浦和学院を破り、初優勝。
 ベスト4進出は他に昌平・立教新座。
 ベスト8進出は埼玉平成・川越東・早大本庄・東京農大三で、すべて私立。
 同シングルスは優勝した浦和学院の1人と、浦和麗明の3人が全国出場。
 同ダブルスはは優勝の浦和麗明ペアと準優勝の浦和学院ペアが全国出場。

 女子団体は浦和麗明が山村学園を破り、5年連続5回目の優勝。
 ベスト4進出は他に昌平・浦和学院。
 ベスト8進出は川越女子・秀明英光・早大本庄・東京農大三。
 同シングルスはベスト4に入った浦和麗明の4人と、浦和学院の1人が全国出場。
 同ダブルスは優勝の浦和麗明ペアと準優勝の昌平ペアが全国出場。

◆ソフトテニス
 団体は男女とも昌平
 男子団体は昌平が川越東を2対1で破り、3年連続優勝。
 ベスト4進出は他に武蔵越生・山村国際。
 ベスト8進出は城西川越・本庄東・上尾・坂戸西。
 個人は優勝の熊谷ペア、準優勝の松山ペアの他、武蔵越生・立教新座・川越東・本庄東・昌平・川口市立の各ペアが全国出場。熊谷ペアの優勝は1952年以来71年ぶり。

 女子団体は昌平が星野を破り、初優勝。
 ベスト4進出は他に武蔵越生・埼玉平成。
 ベスト8進出は浦和南・鷲宮・熊谷女子・上尾。
 個人は優勝の昌平ペア、準優勝の星野ペアの他、埼玉平成と星野が各2ペア、昌平と武蔵越生が各1ペアで、計8ペアが全国出場。

 本日はここまで。
 次回は柔道、剣道、弓道、体操などの予定。