昨日の記事は春日部女子高校の学校説明会レポートだった。
 初速はまあまあ出ている。
 ここで初速と言っているのは、書いたその日のPV(ページビュー)数のことで、自分で勝手に名付けたものだ。
 一般に歴史もあり、知名度も高い上位校に関する記事は初速が出るというのがこれまでの経験だ。
 100年超の歴史を誇る春日部女子高校もその例にもれず、このブログ内では最高のスタートダッシュを見せている。
【追記】10月31日現在、PV数は約4万6千に達している

◆上から目線じゃないレポート
 私の学校レポートは辛口だと言われる方がいる。
 ある程度当たっていると思う。
 だが、より正確には「上から目線」と言った方が適切だろう。
 近年、特にその傾向が強い。
 元々の性格もあるが、年齢的なものが大きいだろう。
 
 そこで今日は、「上から目線」ではない、謙虚で新鮮なレポートを紹介しておこう。
 「塾講師ノグジュン」氏のYouTube動画だ。
 

 彼は社交性に欠けると自身を分析しているようだ。
 口数が非常に少ない。
 実は私もできるだけ他人と喋りたくない方だ。
 だから、昨日の春日部女子高校説明会でも隣席に座っていたのだが、ほとんど会話という会話がない。
 その僅かの会話の中で、レポート動画を出すことだけは確認できていたので、ちょっと気にかけていたが、今日の午後に上記の動画がアップされていることを確認できた。
 何という早業。
 これは見習いたいところだが、年老いた私には無理だ。

◆女子校を体験できた
 ネタバレになるから動画の詳しい内容はここには書かないが、授業体験における教室の雰囲気について語っている部分は特に共感できた。
 私も同じことを感じた。
 偶然集まった初対面の中学生同士なのにクラスを感じさせる不思議さ。

 「では、ここからグループ学習に移ります」と言われたら、すぐにでも始められそうな雰囲気。
 これは一体何なのだろう。

 そこで思い出したのは5年前の同校外国語科の授業取材だ。
 それまであまり感じたことのない独特の雰囲気を感じたのだが、昨日もそれに近いものを感じた。
 もしかしたら、これが女子校特有の雰囲気なのかもしれない。
 だとしたら、この日集まった受験生たちは、語学体験と同時に女子校体験も味わったことになる。