7月20日(土)・21日(日)の2日間、さいたまスーパーアリーナで「彩の国進学フェア」が開催される。
 本日(19日)はその準備が行われた。

 この日、1学期終業式という学校が多い。
 午後になると各校先生方が当日配布用のパンフレットや展示用パネル等を運び込みブース設営が始まった。
 荷物の運び込みに関しては、私立の場合、学校が所有するトラックやワゴンを使うか、運送会社に依頼したりしている。
 だが、公立の場合、そうした持ち合わせはなく外注する費用もないので、先生方が手分けして自家用車で運んでくるケースが多い。

 各ブースの基本セッティングは主催者側がイベント専門会社に依頼して行っている。
 各校はそれをベースに幟(のぼり)を立てたり、バックボードを設置したり、ポスターを貼ったりして独自に装飾を施す。
 一時、幟を立てることが大流行したが、私立はだいぶ前からバックボードに切り替えた。
 最近は公立でもバックボードを用意する学校が増えたが、まだ少ない。
 バックボードは動画撮影の背景にも使えるなどイベント以外でも重宝するから、1セット用意することを勧めたい。

◆次に繋げる発想が大事
 人気校の場合は回転率を上げることが重要だ。
 学校のすべてを説明し切ろうと思ったら、とてもじゃないが10分や15分で終わるはずがない。

 ここは(この日は)ゴールではなくスタートである。
 次のアクションに繋げることが重要だ。

 クロージング、つまりこの日この場での「終わり方」は、「次は○○でお会いしましょう」というのがベストである。
 夏休み中に説明会や体験入学(部活動)があれば、そこに誘導する。
 あるいは少し先だが文化祭に誘導する。

 先生方は説明は得意である。
 しかし、その力量を発揮し過ぎて、完全に理解させ納得させてしまうと、学校に足を運ぶ理由がなくなってしまう。
 このあたり十分注意したいところである。

◆私の仕事は写真撮影
 特に役割はない。
 ただの野次馬だ。
 一日中、会場をうろついている。
 疲れたら運営本部あたりで一休み。

 昨年も2日間で全ブースを写真撮影したので、これは今年もやっておこう。

◆今日の様子は各校インスタで
 各校インスタでも今日の準備の様子を伝えているので一部紹介しておこう。