本日午後、埼玉県の第17回新型コロナウイルス対策本部会議が開催された。そこでは学校再開についても議題となった。今回は会議資料の中から主なものを紹介しておこう。
 だいたいは、文部科学省が出した方向性に沿ったものである。

◆段階踏み、6月中に通常登校へ復帰
 冒頭の写真にもあるように、段階を踏んで通常登校に復帰しようということだ。
 6月1日(月)~ 馴らし期間 分散登校で週1回
 6月8日(月)~ 通常への移行期間2週間。分散登校で週2~5回
 6月22日(月)~ 通常登校
 再開のための準備登校を必要に応じて行う、とある。
 また、部活動は通常登校が再開されるまで禁止だ。
 
 下記は会議資料である。
 なお、赤のアンダーラインは、このあたりがポイントだろうと私が引いたものだ。

 文字が小さく、また不鮮明で読みにくいという方は、県ホームページにある会議資料に飛んでいただきたい。会議資料の14ページ目からが学校再開関係の資料だ。
 

 私立学校については、教育委員会からではなく総務部から文書が出ているが、県立学校に準じることを求めている。

 下記は学校再開後の場面ごとの対策という別紙であるが、読みにくいと思われるので、前掲の会議資料を当たっていただこう。

 埼玉県教育委員会のサイトにも、県立学校の再開について(5月22日)の発表がある。内容は前掲の会議資料と同じ。

◆夏休みは8月1日(土)~24日(火)
 夏休みは8月1日~24日とされており、7月いっぱいと8月25日以降は授業を実施とある。これは県立学校についてであるから、市町村立学校すなわち小中学校については、各自治体で決定することになる。

 再開に向けてのイメージはだいたいこんなところだ。
 各学校においては、すでに青写真は出来上がっていると思うが、今日の発表を踏まえて行事計画や授業計画を改めて検討する必要があり、来週は多忙な1週間になりそうだ。
 先生方、ご苦労様。