埼玉県の場合、9月7日(土)と8日(日)が高校文化祭の集中日である。最近は5月から6月に実施する学校も増えたが、依然として秋が圧倒的に多く、今年の場合は今週の土日に集中している。

 9月7日(土)のみ一般公開する学校が51校、7・8両日一般公開の学校が35校、8日(日)のみ一般公開の学校が6校という具合だ。

 今年は2日(月)が始業式、3日(火)から5日(木)の授業を全部または一部カットして準備に当て、6日(金)校内公開、7日(土)一般公開という流れがちょうど良いため、このような形になったと思われる。

 私も仕事柄、できるだけ多くの学校に行ってみたいとは思っているが、2日間で4~5校も回れれば上出来だろう。

 7日(土)は川越高校くすのき祭。夏休みに入ってすぐ実行委員会を取材したことはブログにも書いた。東京駅をモチーフにした門の出来栄えはどうか。これは是非見ておきたい。人気の男子シンクロはかなり待たないと見られないだろう。

 ここまで来たら、同じく男子校の私立・川越東高校にも足を延ばしたいが、なにせここは「陸の孤島」だ。いやこれは、私が言っているのではない。彼ら自身が自虐的にそう言っているのだ。
 そう言えば、以前行った時も、「女子中高生はみんな、あっち(川越高校)に行ってしまう」と嘆いていた。でも、男子校らしい馬鹿馬鹿しさに溢れた企画は結構楽しめる。
 本川越駅から無料送迎バスあり。

 どうせ本川越駅を起点にするなら、星野高校に行くという手もある。ここは運動部だけでなく文化部の活動も盛んで、今年文部科学大臣賞(全国1位)をとった筝曲部をはじめ全国大会常連の部活が目白押しだ。文化部の発表や展示だけでも行く価値があるだろう。

 8日(日)は浦和高校・浦高祭。川越高校・門班に対し、こちらは門隊。どちらも門づくりに勉強以上に情熱を傾ける。今年は両校コラボし、両方に行くと記念品がもらえるようだ(先着順)。ここで時間を使ってしまうと、他の学校は回れないかもしれない。

 以上が、2日間の文化祭訪問予定だ。

 私が普段記事を書かせてもらっている「よみうり進学メディア」が調査した文化祭日程を下記で見ることができる。
 2019埼玉県高校文化祭カレンダー
 2019東京都高校文化祭カレンダー「私立」
 2019東京都高校文化祭カレンダー「都立」
 2019神奈川県高校文化祭カレンダー