行方不明になっていた大阪の小6女児が栃木県で保護された。誘拐容疑で逮捕された容疑者(35)とは、SNSを通じて知り合ったという。おいおいSNSって何のことだ。LINE、Twitter、Instagram、Facebook、どれなんだ。年寄りはこの程度しか思いつかんが、どっちにしても年齢制限があるはずだ。

 私なんぞは年齢制限で上限に引っかかることはあっても、下限に引っかかることはないので、あまり気にすることはないが、大体において13歳未満は禁止だろう(LINEはもっと高い)。なんで小学生(12歳)がSNSやってるんだ。そこが問題だろう。

 いや、もちろん誘拐監禁した大人が一番悪いに決まっているが、親もちゃんと監督しないとダメだ。もしかして「13禁」だってこと知らないんじゃないか。機能が制限されるとか、抜け道があるとか、その気になれば使う方法はいろいろあるにしても、基本「13禁」だから、親はちゃんとチェックしなきゃダメだ。チェックできないならスマホ持たせるな。

 今の時代、スマホ持たせるなと言っても難しい。だが、子供の命を守るために使い方を監視するのはそれほど難しいことではあるまい。いや、どんなに難しくてもそれは親としてやるべきことだ。もう一度言うが、子供の安全、子供の命を守るためだ。難しいとか面倒とか言ってる場合か。

 そもそもSNSサービスを提供している側が、年齢制限を設けているってことは、それ以下に使わせるとヤバイと認識しているからなんだよ。
 テレビのワイドショーは足取りがどうとか、監禁状態がどうとか、容疑者の履歴がどうとか、そんなことばかりやっているが、それはまあ視聴率を考えれば仕方ないとして、SNSって基本「13禁」だぜというのも、この際、もっと広めて欲しいものだ。たぶん、「えっ、そうだったの?」という呑気な親も多いはずだからね。子供が「13禁」破ったら、親のSNSも凍結するぞ。