新型コロナ感染症に関する情報は、コチラがきれいで見やすいのでお勧め。
 「東洋経済 新型コロナウィルス国内感染の状況」
 こんな感じ。
 

◆子供たちより先生の方が心配
 しかし、これを見ると学校再開後一番心配なのは先生だね。
 死者が集中している70代、80代の先生はいないと思うが、感染者は20代から50代がもっとも多いから、ど真ん中だ。
 このブログの3日前のどなたかのコメントに「職員室が危ない」ってあったけど、その通りだ。
 その点、子供は強いよ。
 小中高生に相当する10代と10歳未満の感染者は圧倒的少ないし、死者もゼロ。

 だから先生方、「子供の命を守る」も大切だが、その前に自分の命を守らなきゃ。
 学校再開後、子供から感染者を出さない対策を一生懸命考えている最中だと思うが、先生から感染者を出さない対策も合わせて考えておこう。

 今のうちに職員室のレイアウト、変えておいたほうがいいぞ
 教室で生徒同士の間隔を開けたって、職員室で密集してたらダメだろう

 朝昼晩、検温忘れずに。

 通勤はクルマか自転車か徒歩。電車はやめとけ。

 年配者はフェイスシールドでも付けてもらおうか。教卓の前に透明シートという手もある。スーパーのレジにあるやつ。

 体育の先生はトラメガ(ハンドマイク)使ってもらおうか。大声はいけない。

◆感染者をどう守るか
 さて、数は少ないし、重症化の危険も少ないとしても、子供たちの中から感染者が出る可能性は否定できない。
 今のところ、指針(ガイドライン)のようなものは出ていないと思うが、学校としてどう対応するのか悩ましいところだ。

 マスコミは児童生徒、先生の中から感染者が出ることを期待しているよ。出たら、大々的に報道するよ。レポーターが飛んでくるかもしれないよ。校長インタビュー取られるよ。仕方ない。だってそれが彼らの飯のタネなんだから。

 まあ、学校が特定されてしまうのはやむを得ない。ここまでは人々の知る権利の範囲という考え方もできる。
 しかし、個人はいけない。「誰々ちゃん(誰々先生)が感染したから、また臨時休校になっちゃった」みたいな話になったら、治っても学校出て来られないじゃないか。

 不幸にして感染者が出てしまった場合。
 臨時休校とか学年・学級閉鎖などはあらかじめ基準を作っておけば済む話だが、難しいのは子供たちの心の問題だ。とにかく面倒クセ―年頃なんだよ。もっともそれを承知で先生という仕事をやっているわけだから慣れてはいると思うが、コロナは2~3週間で癒えても、心に負った傷は下手したら全治2~3年になりかねないからね。
 感染者となってしまった子供はもちろんだが、仲の良い友達やクラスメイトや部活仲間だって、保健所が消毒にやって来るやら、検査させられるやらで少なからず動揺するだろう。
 そういう心の問題も含めて、「子供の命を守る」だ。ということは、もちろん先生方は分かっておられるだろうが、もしまだであれば、今のうちに最悪を想定した対応策を練っておいたほうがいい。