2日間にわたる彩の国進学フェアが終わった。
 先生方も1日に何百組もの受験生親子に対応したのだから、さぞお疲れだったろう。
 が、順番が来るまで何十分も待ったは親子もまた大変だった。

 そこで。
 ブースを訪れてくれた受験生親子に向けて、何か一言御礼があってもいいだろう、と私は考える。
 はたして今日の時点で、どれくらいの学校が御礼メッセージをホームページに掲載しているか。
 ざっと一巡してみた。

 こういうのは出来るだけ早い方がいい。
 ブースを訪れた親子は、帰る道すがら、あるいは帰ってから、改めて学校について確認する可能性が高いからである。

●上尾
彩の国進学フェア終了
「上尾高校で皆さんの元気な姿を拝見したく、御来校を心待ちにしています」

●岩槻
【彩の国進学フェア④】

●浦和一女
「進学フェア」終了、次は学校説明会でお会いしましょう
「2日間で400組を超える皆さまに質問等の対応をさせていただきました」

●浦和西
彩の国進学フェアに参加しました

🏆春日部
【校長ブログ】今度は学校説明会でお会いしましょう~4年ぶりの彩の国進学フェア~
「春日部高校では、校長の私を含め36人の教員が対応しました」

●春日部工業
【校長より】7/16 彩の国進学フェアご来場ありがとうございました。
「本校ブースにおいて熱心に説明を聞いていただいた皆様誠にありがとうございました」

●春日部東
彩の国進学フェア
「混雑によりご説明出来なかった皆様、申し訳ありませんでした」

●川口北
彩の国進学フェアの次は・・・

●熊谷西
お知らせ欄に掲載

●鴻巣女子
多くの方に彩の国進学フェアにご来場いただきました!

●杉戸
【7/16(日)の杉戸高校】彩の国進学フェア ご来場のお礼メッセージ
(赤文字を使うなと言ってるんだが)

●日高
「彩の国進学フェア」出展
「北辰テストと重なっていたにもかかわらず、たくさんの中学生の皆さんが来場してくれました」

●蕨
2023彩の国進学フェア

●川口市立
【御礼】彩の国進学フェア
「お席の都合上実施がかなわなかった方も大勢いらっしゃいました。大変申し訳ございません」

◆タイトルの付け方が良かったのは
 春日部工業「【校長より】7/16 彩の国進学フェアご来場ありがとうございました」
 杉戸「彩の国進学フェア ご来場のお礼メッセージ」
 川口市立「【御礼】彩の国進学フェア」
 惜しいのは鴻巣女子「多くの方に彩の国進学フェアにご来場いただきました!」
 「彩の国進学フェア」だけでは分かりにくい。
 ここは、はっきり御礼であることが分かるタイトルにしたほうがいいだろう。
 ただ、どこの学校も、すぐに発信したのは立派。

◆読み応えでは断トツ春日部
 もっとも読み応えがあったのは春日部(上原一孝校長)だ。
 なので🏆マークを付けておいた。
 「私は、生徒募集は校長自ら“トップセールス”をすべきだと考えています」と書かれている。
 まあ、私立では当たり前の話だ。

 公立でもトップセールスを実践されている校長は少なくないが、係りに任せ切りという校長もいる。

 在任期間が2~3年と短い公立校長の場合、「校長があまり目立っても」という考え方も出てきそうだが、そういう問題ではないだろう。

 どちらが正しいかは一概には言えず、要は募集がうまく行けばいいのだが、私はトップセールスを支持する。授業や行事や部活は先生方の総合力の勝負となるが、募集広報に関してはトップが単独でできることが結構多いと思っているからだ。