昨日、多くの公私立高校で1学期終業式が行われた。
そこで、恒例となった「校長は何を語ったか」をお送りする。
21日時点で、新着情報や「校長室だより」「校長ブログ」などで確認されたものを紹介する。
今回はコロナ対策ではなく、暑さ対策としてリモート形式で行った学校も多かった。
どんな話だったかをイメージしてもらうため、一部を切り取っている。
ご本人がお読みになったら、「そこじゃないよ」と言われるかもしれないが、全校ホームページをチェックした上で、全文を読むという作業なので、大目に見てほしい。
●上尾南(秋元俊一校長)
1学期を終えて(校長講話抜粋)
「キャリア体験は、本物を知り、将来に生かす貴重な経験となります。皆さんには知識として知っているではなく、本物の体験をして欲しい」
●朝霞(久住 毅校長)
校長室だより 7月20日(木)1学期終業式
「各年次の classroom にこのディベートの論題と、今日話したところまでのシナリオを Form で掲載する。皆さんの反駁と結論を書き込んでほしい。もちろん参加は強制ではなく任意だ。鋭い主張を期待している。(中略)見事、私を論破した人の主張を2学期始業式で紹介したい」
●伊奈学園(浅賀敏行校長)
令和5年度1学期終業式を行いました
「『君たちはまだ長いトンネルの中』という映画があります。これはわが国の経済政策に対する意見を主張した映画ですが、正しいとわかっているのに、さまざまなシガラミや妨害や不利益を恐れるあまり、首をすくめ尻込みして主張できない登場人物が描かれています。長いものに巻かれる意志薄弱なさまが、自分を、諸君を観ているようでした」
●浦和一女(佐藤成美校長)
7月全校集会
※2期制のため全校集会が行われた
●浦和西(加藤 元校長)
令和5年度第1学期 終業式校長講話
「最後までやり抜く強い精神力のことを、造語でGRIT(グリット)といいますが、これは4つの英単語「Guts(度胸)」「Resilience(回復力)」「Initiative(自発性)」「Tenacity(執念)」の頭文字をとったものだそうです。アメリカの大学での研究では、『成功する人に共通する特徴は、(中略)「やり抜く力GRIT)」にある』という結果もあるそうです」
●大宮東(上條 岳校長)
令和5年度 一学期終業式 校長講話
「『困難に直面した時、自己を直視し、自分と向き合う、そうすること以外に困難を乗り越えるすべはない!』皆さんが起こす行動は、皆さんの心に支えられ、強い意志が必要となります。少しずつでいい!人間性を高めていってください」
●桶川(小林美奈子校長)
第1学期終業式講話
「ひとつ、災害の後は、混乱に乗じて、流言が流行り、略奪や性暴力などの犯罪が必ず起こります。流言は、信じない、広めないことが大事です。自分で直接確認したことで判断しましょう。ふたつ、正義を貫きましょう。大川常吉氏の行動を一つのお手本として、小さなことから彼に倣いましょう」
●春日部工業(斎藤 潤校長)
【校長より】7/20 NO PAIN NO GAIN
「一番いけないことは、失敗を恐れるあまり結局何もしないこと、挑戦しないこと、そして自分で勝手にあきらめることです。リスクがないということ、それ自体がリスクなのです」
●春日部東(竹本 淳校長)
第1学期終業式校長講話
「今年から1年生には母校訪問をお願いしました。皆さんには後輩が来年
本校に一人でも多く入学してもらえるよう母校での熱いPRをお願いします」
●川口北(高松健雄校長)
7月全校集会 校長講話 「覚悟を決める夏に」
「皆さんの先輩たちの合格体験談などを総合的に分析すると、川北の3年生のこの夏の勉強時間は、1日10時間!東部地区のある進学校ではこの夏休み中に500時間と言っている所もありますが、皆さんはまずは10時間。これを目標にしてください」
※2期制のため全校集会が行われた
●川越南(石川良夫校長)
校長日誌 全校集会
「『プラス方向』の考え方とは、常に前向きで建設的であること。感謝の気持ちを持ち、皆と一緒に歩もうという協調性を有していること。明るく肯定的であること。善意に満ち、思いやりがあり、優しい心を持っていること。努力を惜しまないこと。足るを知り、利己的でなく、強欲ではないことなどです」
●熊谷(加藤哲也校長)
令和5年度1学期終業式
「ドイツの哲学者ヘーゲルも、著書『法の哲学』の序文の中で「ここがロドスだここで飛べ」ということを引用し、ここに専念することの大切さを説いています。(中略)今、熊高で跳べない人が、他のどこで跳べるのか、この夏休みに跳ばずに、いつ跳ぶのか、と、自分自身に問うことだと思います」
※校長先生の話にも出てくるAKB48の「ここがロドスだ、ここへ跳べ」はこちらへ。
●越ヶ谷(池田 靖校長)
【校長ブログ】一学期終業式
「有名な大学に行くと優秀な人材が集まっており劣等感に苛まれ、自分はたまたま、大学受験の時に最高の得点が取れただけなんだと落ち込んでしまうことがあります。しかし自分の学びたい学問領域があれば、自分は自分とその興味関心の学びに没頭でき、悩む暇がありません」
●越谷南(井上一也校長)
【校長室】1学期が終了しました
「初めて対面したときの身だしなみや表情、言葉使いといった第一印象が、その人のイメージとして残り続ける。というものです。そしてその「第一印象は変えられず無意識のうちにどんどん膨らんでいくというものです」
●庄和(水石明彦校長)
【校長講話】第一学期終業式
「たとえこれまではできなかったとしても、これからもできないなんてことはない。要は、皆さんがその気になるかどうかにかかっている。その気にさえなれば、今からいくらでもやれることがある」
●杉戸農業(飯田 賢校長)
1学期終業式
「本校は、実物や生き物を扱い実験・実習による授業を行っています。(中略)課題を発見して、その解決策を考え、試行錯誤しながら学習する課題研究などの授業あります。他の学校では行っていないものがたくさんあります。その中で、自然と身についている力がたくさんあるはずです。それが本校の生徒の強みだと思います」
●草加南(谷ヶ崎覚校長)
1学期が終了しました。ありがとうございました。
「自己管理をしっかりし、時間を有効に使い、努力することができるというスキル、それがどれだけあるか、ということが大切だということだと思います」
●秩父農工科学(服部 修校長)
令和5年度第1学期終業式 校長講話
「夏休みになると、解放された気分になります。それでも「規律節制」を心掛け、生活が乱れないようにしてください。そして、「質実剛健」が実現できるような体験、学びを深め拡げるチャンスです。色々な経験を積んで、自分の価値を高め活かす術を身に付けましょう」
●鶴ヶ島清風(井上正明校長)
校長ブログ16 第1学期終業式行われる。
「読書によって、多様な物の見方や考え方が存在することに気付き、人間としての幅を広げ、心を豊かにすることができます。その意味で読書は、心を鍛えてくれる道具なのです。是非、この夏休みは読書をして心を鍛えてください」
●所沢商業(木村郁文校長)
第1学期終業式講話
「企業の方々は高校生の採用について、高校生は素直であることが大きなポイントであると言っています。助言をしたことなどに対して言われたことをきちんとこなそうとする姿勢など、素直さが魅力だということです。このことは全員が頭に入れておいてください」
●戸田翔陽(野口幸男校長)
令和5年度1学期 終業式 校長講話
「目先の結果、利益だけを考えずに、長期的な視点で物事を考え、一回限りのことではなく、やり方・方法を覚えれば、その後は仕組みを作り継続的に応用しながら取り組むことができるようになる」
●豊岡(安藤龍嗣校長)
令和5年度 第1学期終業式
「あいさつがしっかりできない人は自信がない人です。自分を元気にするためにしっかり大きな声でシカトされてもいいじゃないですか、自分から声を出してみてください。きっと人生変わります」
●南稜(掛川達雄校長)
【1学期終業式】校長講話をアップします
「皆さん、『自分は、これくらいでいいや』と思っていませんか? そのような考えでは、これからの『VOCAの時代』を生き抜いてはいけません。もっと上を見てください。欲を出してください。何事にも本気で取り組んでください」
●新座総合技術(佐久間博正校長)
第一学期終業式を実施しました
「私は、皆さんのような若者には、自分が進もうとする道で一番、すなわち天下をとっていただきたいと思っているし、そのような意気込みで努力していただきたいと思っているからです。最初から、一番を目指すことは意味がない、くだらないとして、努力しない人生では、それこそ逆に意味がないと思います」
●蓮田松韻(早川光男校長)
1学期終業式式辞
「一生懸命に勉強や運動、部活動や行事に取り組んでいる姿は必ず誰かが見ています。上手くいっていれば応援されます。困っていれば助けてくれます。大事なのは『どうせ出来っこない』とか『上手くいかないならやらない』と諦めてしまわずに、どうすれば上手くいくかを考えて、何度でも何度でも挑戦することだと思っています」
●羽生第一(相模幸之校長)
第1学期終業式
「勇気
を出して、自分の意見や考えを、率直に、的確に表現することも大人として必要なスキルになります。ぜひ、高校時代にそのような経験をたくさんしてほしいと思います」
●日高(森 孝博校長)
一学期終業式にあたり
「自分のことだけしか考えない態度のことを利己主義といいます。反対に、自分以外のひとのためを考える態度を利他主義といいます。いま、多くの研究で、利他主義の態度を持っている人の方が、利己主義の人よりも、幸せを強く感じられることがわかってきています」
●ふじみ野(高橋直人校長)
令和5年度1学期終業式校長講話
「自分で自分の人生を切り開くからこそ、人生って、楽しいのではないでしょうか。そもそも、人生、全てがハッピーな訳はないと思います。それは勿論、良いことも、悲しいことも、楽しいことも、辛いこともあるのが人生だと思います。でも、その中で、幸せな自分となれるよう、日々、追い求めていくことが大切なことと思います」
●蕨(山本康義校長)
7月全校集会 校長講話
「『蕨高生は難関大学を目指すべき』とよく言われますが、なぜ難関大学を目指すのでしょうか。同じ4年間を過ごすなら、全国から精鋭が集まる環境で、自分がどこまでやれるのか、自分の力を試してみたい。そんな思いを持つ生徒が、少しずつ増えてきているのではないかと思います」
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