仕事柄多くの学校を訪問する。
 数えてみたら5月はのべ16校、6月は今後の予定含めて12校。
 自分としてはかなりのハイペースだ。
 この中には塾説も含まれている。

 そんな中、最近一つ気が付いたことがある。
 かなりの高頻度で、その学校の広報担当者やSNS担当者や動画制作担当者を紹介されるのである。
 ただしそれは、校長先生や教頭先生がこのブログを定期的にご覧になっている場合に限られる。
 SNSのことや動画のことを頻繁に取り上げているので、私の興味関心の在りどころが分かっておられるのだろう。
 だったら、一度会わせておこうというわけだ。
 もちろん大歓迎。
 何しろ毎日SNSを見ているから、「あの動画は良かった」「面白かった」と直接感想を述べることができる。
 視聴者の声というものは誰にとっても嬉しいものだ。
 
 昨日も今日も、訪問した学校でSNS担当者にお会いした。
 まったく別の案件で行っているわけだが、良い出会いだったと思っている。
 
 さて、さしあたり今日のところは、SNSの代表格の一つであるInstagramに限定して話を進めよう。
 
 学校公式Instagram。
 これはどこの学校にとっても新規プロジェクトである。
 そして誰も経験したことがない未知のプロジェクトである。
 つまり、今風の言い方をすれば「正解のないプロジェクト」であり、「答えのない挑戦である」。

 何が目的なのか。
 そもそも、やる意味があるのか。
 効果が期待できるのか。
 どんな問題が発生するのか。

 なにしろやったことがない人、やったことがない学校がほとんどなので分からない。
 過去の事例や、他校の事例を研究しようにも、それがない。
 分からないことばかりだ。

 中には「そんなもの意味はない」「学校がやるべきことではない」と、明確な答えをお持ちの方もいる。
 「未来からやって来た方」のようであり、ちょっと羨ましくもある。

 自分ではまだ答えが見つかっていない。
 答えらしきものがおぼろげに見えてはいるが確たるものではない。
 とにかくやってみるしかない。

 その意味で、運よく出会うことができた各校SNS担当者は同志である。
 共に「答えのない問い」に挑む仲間である。
 (と、勝手に思っている)。

 各校担当者の中には、他の先生方から「あいつは何をやっているんだ」と白い目で見られている人もいるかもしれない。
 流行りに飛びつくお調子者と思われているかもしれない。
 そんな時間あったらもっと別の仕事やれよと冷たい視線を浴びせられたり、口に出して言われたりしている人もいるかもしれない。

 だが、孤独な挑戦者の皆さん。

 同じ境遇におかれた人は他校にもきっといる。
 学校だけじゃなく企業でも、戦いの大部分は対ライバル会社ではなく対社内だ。
 お客を説得するより社内を説得することのほうが難しい。
 みんな同じ戦いをしているのだ。
 見えない仲間の存在を一つの励みとしてこれからも頑張っていただきたい。