本日は「2025公立高等学校合同説明会」で2回の講演。
 このイベント、きわめてローカルなもので、対象はさいたま市北区と見沼区の中学生。
 主催はこの地域のPTA有志。
 後援団体・協賛団体などは一切ない。
 後援や協賛などがあれば収支の面では楽になるだろうが、その分配慮すべき事柄が増え、自由な運営ができにくくなることもある。

◆岩槻高校など積極的にプロモーション
 参加校の中には積極的にプロモーション活動を行ってくれた学校があった。
 それぞれ自校のためにやっているのだろうが、主催者側から見ても有り難いことだ。 

 ●上尾橘高校ホームページ
 【ブース開設】6/7(土)公立高等学校合同説明会(会場大宮工業高校)

 ●岩槻高校ホームページ 
 今年も参加します【見沼区・北区PTA主催公立高等学校合同説明会】

 ●大宮科学技術高校ホームページ
 公立学校合同説明会2025(見沼区・北区PTA有志主催)のご案内

 ●岩槻商業高校ホームページ
 

 ●常盤高校ホームページ
 

◆量より質の6月説明会
 受験戦線を前半戦と後半戦とに分ければ、今はまだ前半戦だろう。
 夏休みを前半戦の終わりとするか、後半戦の始めとするかは意見が分かれるところだろうが、今はまだ前半戦ということについては異論は少ないだろう。

 この時期、すべての受験生が積極的に動いているわけではない。
 動いているのはむしろ少数派と言っていいだろう。
 今日参集した受験生・保護者はそういう意味では受験に対する意識が高く行動も早い人たちだ。

 この人たちを積極的に取り込もうとしている学校がある一方、存在に気づいていない学校や、自分達とは無縁と考えている学校がある。
 人数は少ないが、入学後にリーダーシップを取ってくれる子はこの人たちの中にいる。
 うちは偏差値が低いから、うちは専門高校だから・・・
 いや、そういう問題ではないよ。
 偏差値的な学力は低くても自分の将来を真剣に考えている生徒はいる。先生方も忙しいだろうが、そういう子たちに情報収集の場を提供しようではないか。と思っている。

【追記】
 主催者の熱意が伝わったか、さいたま市長、さいたま市教育長も視察に訪れた。

 時間が十分でなく、特に2本目などは各校プレゼンが少しずつ時間超過し、全体スケジュールに影響が出てきたので私の講演で調整した(つまり短めで切り上げた)。
 また、会場に入りきれず断念された方もいるようだ。
 そのような方々のため、後日、動画を作るので、主催者にお願いして配信してもらう。