熊谷女子高校の教育関係者対象説明会に行ってきた。
 高崎線朝夕の下りには「快速アーバン」という急行っぽい電車が数本走っていて、運よくこれを利用できると浦和・熊谷間は35分である。
 35分あれば、新宿方面なら渋谷・恵比寿あたりまで、上野・東京方面なら品川あたまで行けるから、想像よりも遠くない。ただし、当該列車は本数が少なく、下りのみという条件付きなので、ここではやはり「運が良ければ」という注釈を付けなければならない。

 熊谷女子高校が生徒向け説明会と別日程で塾説明会を行うのは、おそらく今回が初めてだろう。これまでは、生徒向け説明会と同日に行っていた。つまり、初めての完全独立型塾説明会。
 それと、1学年320人から280人への募集人員削減が実行されてから初めての塾説明会。
 さらに、前不動岡高校長だった関根憲夫先生が今春就任されてから初めての塾説明会。

 初めてがこれだけ重なったとあれば、行かずにはいられない。

◆授業力の熊女と言うなら・・・
 今日の説明の中に「授業力の熊女」という言葉があった。
 私は過去この学校の説明会(生徒向け)は何度も来ているから、それは知っている。

 だが今回、せっかく塾長先生たちをお呼びしたのであるから、その「授業力の高さ」を見せつけるべきだった。
 私は会に先立ち受付で配布された資料の中に、てっきり教室配置図があるものと思い、探したがなかった。「えっ、どうやって授業を見に行くのよ。4時間目、何年何組で何の教科の授業が行われているか分かんないじゃん」。
 そうか。説明が終わって、授業見学タイムになったら、そのとき配るんだ。と、思ったが、それもなかった。説明後、ガイド付きの施設見学の時間はあったが、授業を見るという感じではなかった。

 来客対応は特に問題なく、校長・教頭の説明(プレゼン)もしっかり中身があって、資料も過不足なかったが、唯一残念だったのが、「授業力」をこの目で確かめる機会が用意されていなかったこと。

 先週行った久喜高校の塾説明会では、会が始まり、冒頭に校長挨拶があったあと、「では、これから授業を見学していただき、1時間後に続きの説明を行います」と、半ば強制的に授業を見せてしまう方式だった。
 こういう方式であることは最初から示され、分かっているので、こちらとしても特に不満はない。むしろ、「そこまで言うなら見てやろうじゃないか」というくらいの気持ちになる。

 先々週から先週にかけて、越ヶ谷・越谷北・久喜・杉戸・春日部東と東部地区各校の塾説明会に参加したが、どこの学校も授業を見せる、否、見てもらうことに関してはさまざまな工夫をしていた。私立と違って自慢できる施設がほとんどなく、自慢できるとしたら先生や生徒しかないのだから当然だろう。

 塾の先生方も午後からの仕事の都合があるだろうから、希望者ということでかまわない。
 自由に各教室を回って授業を見られるようにしてほしい。
 今年4月、川越高校が「塾関係者対象土曜授業公開」と銘打って、それに説明の時間も付加して事実上の塾説明会を開催したが、授業力を売り物にするなら、こうしたやり方もある。

 と、不満めいたことを言っているが、知り合いの先生の中に熊谷女子出身者はたくさんいるし、親しくしていた先輩後輩がこれまで何人もこの学校の校長を務めているから、はっきり言って自分は熊女ファンである。だが、ファンほど手厳しいのである。

 以下は、今日の熊谷女子ホームページの記事。 
【来校御礼】塾の先生方に熊女の魅力を発信!

 アイキャッチ画像の中央に写るのは熊谷女子高校のシンボル、「鈴懸の木」である。熊女の文化祭は「鈴懸祭」という。(7月11・12日開催)。
 スズカケとプラタナスは同じなのか、別物なのか。熊女に行ったとき聞いてみようと思いながら、いつも聞き忘れて帰って来る。

 ついでに。
 歴史ある学校らしく校内に緑(樹木)が豊富だ。
 できることなら一本一本、「何科の何の木」か分かるようにネームプレートを付けてほしいな。
 生物の先生、自然科学部の生徒の皆さん、ぜひお願いします。