「休校中、担任がアポなし家庭訪問『生徒縛る』批判も」。これ、朝日新聞デジタルの記事なんだが、いかにも朝日らしいと思う反面、こんなクソ記事を書かせられる記者さんに同情を禁じ得ない。

―以下引用・朝日新聞デジタルより―
「福岡市のある市立中学校が休校中の様子を知るため事前連絡なしに家庭訪問をするというメールを保護者に送った。保護者の一部は「生徒を自宅に縛り付けておく『抜き打ち』だ」と批判。学校側は6日、「個別かつ柔軟に対応したい」とするメールを改めて出した。
―以上引用終わり―

 よく読んでね。「保護者の一部」とあるでしょう。でも、想像するに「保護者の一部」というのは「一人の保護者」だね。学校や教育委員会に文句を言いまくり、マスコミに告げ口するクレーマー、モンペ(モンスターペアレント)。
 役所やマスコミは日頃からクレームの嵐だから、いちいち取り合っていられないが、今は新型コロナがらみなら何でも記事化できるし、閲覧数も稼げる。だから、「行って来い、書け」って上司に命令されて、嫌々行って書いたんだろう。この記事まともに書けたら、記者の脳みそ腐ってる。

 なにせ急だった。夏休みのように予定された休業ならいいが、「はい、突然ですが明日から休み」だからね。
 私は高校教員だったから、多分このような状況でも、生徒は自分で考えて行動できるだろうと思えたんじゃないかな。でも、小中学生だとそうは行かない。先生方も気が気じゃないだろう。
 アポなし訪問なんて営業マンみたいなことはしたくないが、とりあえず元気な顔を見れば安心して夜も寝られる。じゃあ頑張ってやってみるか。子供たち家に居てくれるといいんだけどな。
 それを抜き打ちだ、監視だとわめき散らす親。それを記事にする新聞社。
 
 もっとも先生方は、こういうのは「保護者の一部」ないしは「一人の保護者」だということは経験上分かっておられるだろう。
 普通の親は「先生も大変ですね」とねぎらってくれるだろうし、子供たちだって先生の顔を見れば嬉しいのだから、この手のクソ記事なんか気にせずに、子供たちのため出来る範囲のことはやってあげてください。