今月はかかえている原稿が多いこともあり、ここ(ブログ)にかける時間&エネルギーがやや不足している。
結果、内容的に薄いなと我ながら反省しているのだが、昔ほど体力が続かないので仕方ない。
さて今日は、内容的には昨日の続きと言っていいだろう。
11月以降の説明会は「決めてもらうための説明会」という話だ。
その点をよく分かっている私立は、説明会より個別相談に重点を置き、各個撃破を図る。
まず、志望校(受験校)の一つとして決めてもらい、しかる後に、単願へと誘う。言葉は必ずしも適切とは言えないかもしれないが、募集政策としては間違っていない。
そんな中、公立は、相変わらず「よく考えて自分に合った学校を見つけてください」などと言っている。
間違ってはいないが、それはもっと早くに言ってあげないと・・・
いつ頃?
そりゃあ1・2年生の時に決まってるじゃないか。
遅くても夏休み前。
葉が赤く染まった時期に言うセリフじゃない。
中学校や塾の先生は経験上よくお分かりだと思うが、この時期、というのは進路希望調査で倍率が出る時期だが、少しずつ受験に対し不安や焦りを抱くようになった受験生のそれが、いったんMAXまで跳ね上がる。
これは前進するためのきっかけにもなるのだが、扱いを誤ると、やる気の喪失にもつながる。
危機や恐怖がやる気につながるか、安全や安心がやる気につながるかは個人差もあろうが、人生経験の浅い中学生には、安全や安心の方がエネルギーになるんじゃないか、と思う。
先週、募集イベントで出会った先生方へのインタビューをもとにしたブログ記事を書いた。
先生方の言葉に現れたのは「不安」である。
「面接については、(中略)過度に不安になる必要はないと説明している」
「集団面接では、(中略)不安の軽減に努めている」
「面接は初めて経験する中学生にとって大きな不安材料」
「面接を必要以上に不安がる中学生もいる」
「公立入試の面接や制度変更への不安が、分かりやすい私立入試へ目を向けさせている」
長いこと埼玉県の高校入試をウオッチしてきているが、ここまで皆さんが「不安」という言葉を口にされるのはきわめて珍しいことだ。
もう一度、はっきり言っておこう。
全員面接は多くの受験生を不安に陥れているのである。各校の先生がそのように仰っている。
自己評価資料がそれに輪をかけ、マイボイスが受験生を不安のどん底に突き落としているのである。
教育的には大いに意味があるのかもしれないが、教育者ではないので、そこはよく分からない。
ただ、募集政策的には、志願者を減らす方向にしか作用しない。
話を最初に戻す。
11月以降の説明会は「決めてもらうための説明会」である。
そのためには不安を解消してあげなければならない。
どこを受けようが逃れられない面接であるが、言い方次第では不安がさらに増すかもしれないし、逆に和らぐかもしれない。
さて、どうやって決定の後押しをするか。

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