GoToトラベルではなく普通に新幹線を利用。平日なので観光客はまばらでビジネス客中心。私も仕事の打ち合わせのための出張だ。
今どきわざわざ遠くまで行って会わなくともオンラインで済むわけだが、中にリテラシーの低い人がいて、その人物がキーマンだったりすると従来どおり対面での打ち合わせが求められるのである。
さて、旅先なので軽い話題である。
仕事だからパソコンは持参しているが、場所が変わるとどうも頭がブログモードにならないのだ。
◆自分流、忘年会の4分類
間もなく師走だというのに、今年はコロナの影響だろうか、まだ忘年会の予定が一件も入っていない。
個人的には大変結構なことだと思っている。
去年は3回あった。
私は自分の中で、忘年会等の宴席・パーティを次のように分類している。
公式戦
準公式戦
オープン戦
練習試合
では一つ一つ説明して行こう。
【公式戦】
基本、仕事がらみである。
自分が属する組織等が主催するもの。
サラリーマンだったら会社の忘年会、先生だったら学校の忘年会などもこの範疇。
司会者がいて、式次第もあって、偉い人の挨拶や乾杯の音頭があってとか、型がある。
場所もそこらの居酒屋ってことはない。
日時はあらかじめ決められていて、個人の都合は考慮されない。
出席義務はなくても、付き合いとして出なければならないことが多い。
【準公式戦】
仕事を離れ、個人として属する組織・団体やグループが主催するもの。
組織等との関係性には濃淡あり、公式戦よりしばりがきつい場合もある。
【オープン戦】
仕事、趣味などはっきりした関係性はあるが、主催者というのは特に存在しない。
幹事が場所決めや日程調整をしてくれる。
公式戦と異なり、比較的少人数である。
【練習試合】
関係性はいろいろ。
「忘年会でもやるか」のノリで行われる。
メンバーが決まってから日時と場所を決める。
結局、ただの飲み会。
以上の分類によると、昨年は公式戦1、準公式戦2で合計3回であった。
今年は、コロナの影響で公式戦、準公式戦は実施されないだろう。
残るはオープン戦と練習試合になるが、友達少なく、酒飲まず、カラオケ歌わない私にお誘いがかかる可能性は極めて低く、今年はゼロということになりそうだ。
◆飲み会は遊びになっているか
私は自分が好まないからといって、他人の楽しみを否定したり妨害したりはしない。
年が改まったら新年会、桜が咲いたら花見の宴、夏になったら納涼会というのは、四季の変化がある日本ならでは楽しみだ。
好きな人はどんどんやったらいい。
飲み会は遊びである。
遊びは自由意志で行われるものであって、強制されたら遊びではなくなる。
会社の飲み会をつまらないと思う人が多いのは、出席を強制されたり、「これも仕事の一部」などと言い聞かされるからだ。
遊びは元来非生産的なものであるから、時間の無駄、金の無駄などと、その非生産性を非難するのは全くの見当違いである。
何かを生み出すためにやっているのか。いや、そういうのは昼間、オフィスでやってくれ。
飲みニュケーション?
冗談はやめてくれ。
無駄という言葉をあえて用いるなら、遊びはあり余った無駄なエネルギーや時間や金を放出する場だ。
何かを獲得しようとする場ではない。
遊びはそれがなければ生きられないというものではない。
無しでも生命は維持できるが、人間以外の生命体が遊びを求めないところを見ると、遊びは人間の証明と言えるかもしれない。
遊びをなくすと、その分だけ人間らしさが失われて行く。
と、酒嫌い、飲み会苦手を公言している割には、いちいちうるさいのは年寄りだからだ。
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