松山英樹選手、マスターズ・ゴルフ優勝。素直に嬉しい。ゴルフは選手寿命が長い競技だから、全米プロや全英オープンなど他の大会での優勝も見てみたい。いや、きっと見られるだろう。なにせ1992年生まれ29歳の若さだ。

 そういえば、同い年の石川遼選手(埼玉県松伏町出身)はどうした。海外挑戦はやめたのか。まだこれからだろう。
 もう一つついでに、日本の賞金王・今平周吾選手(埼玉県入間市出身・埼玉栄高校中退?)にも同世代だし、頑張ってもらおう。
 誰かがガガーーンと天井突き抜けると次は意外に早かったりするものだ。

 今回唯一残念だったのは、松山英樹選手が通訳付けて日本語でインタビューに答えていたことだ。
 5年も10年もアメリカにいるんだから、文法や単語が間違っていても、発音が悪くても、英語でやって欲しかった。
 引退した女子の宮里藍選手あたりは、普通に英語でインタビューに応じていたと思う。

 正式な会見などでは、仮に英語が喋れたとしても、あえて通訳を介する場合があるだろう。
 誤解を招いてはいけない場面などだ。
 しかし、競技後のテレビのヒーローインタビューみたいなものだったら、下手でもいい。
 変に誤解する人もいないだろう。
 松山選手が英語で対応したら、ヒーロー度はさらに何十倍にも跳ね上がっただろう。
 惜しい!

 まあ、このあたりが日本の英語教育の課題なんだろう。
 使った英語が「サンキュー」の一言では寂しい。

 だが、これからは違う。
 小学校から英語を学んでいるのだ。
 それを受けて、中学校の英語のレベルも相当高いものになる。
 「みな素晴らしいプレーをした。その中で幸運にも優勝を手にできた。
 大会関係者と、応援してくれた皆さんに感謝したい」
 このくらいは英語でさらっと言えるのが、これからの世代だ。

 外国語を喋ることを語学と言ったりするが、英語は「学(問)」ではない。
 学校の教科にあるからといって、数学とか化学とかと一緒にしてはいけない。
 ただのコミュニケーションツールだ。
 どっちかと言えば体育の仲間だ。
 頭がいいとか悪いとかは関係ない。
 とは、言い過ぎだが、そのくらいの感覚があったほうがいい。
 
 「学」にしてしまっているところが英語習得(特に話すこと)のネックになっている。
 何十年も続いてきた日本の英語教育が、変えられるか。
 今度の指導要領改訂で注目したいのはその点だ。