今月は熊谷に3回行っている(熊高1回、熊谷女子2回)。 
 先月、連休明けには熊谷工業にも行っている。
 いずれも電車。

 大宮駅や浦和駅とは比べ物にならないが、熊谷駅は日中でも結構人がいる。
 もっと北の深谷や本庄あたりになると駅にも街中にも昼間は人影がない。

 一昨日(19日)は熊谷女子の陸上部を取材に行った。
 先般行われた北関東大会では短距離種目で二人が入賞し今夏の全国高校総体に出場する。

 埼玉新聞の教育特集で「文武両道でガンバっている先輩たち」を紹介する記事があるのだが人選が難しい。
 発行時期(7月)から考えてインターハイ出場部活を取り上げたい。
 しかし1県1代表のチームスポーツや団体種目はほとんどすべてを私立に持っていかれる。
 公立で全国の可能性があるのはローイング(ボート)、弓道、ソフトテニスくらいか。
 あとは超マイナー競技だが少林寺拳法で和光国際あたり。
 ただ、基本個人競技である陸上の場合は、今年も熊谷女子から2人、春日部から3人、浦和・不動岡・市立浦和から各1人など公立進学校も代表選手を輩出しているのである。
 
 熊谷女子の二人は川田さんが400mと400m障害、今井さんが100mと100m障害とそれぞれ2種目でインターハイに出る。
 川田さんの方は2年生だった昨年もインターハイに出ている。
 二人に好きな教科を尋ねたら今井さんは化学、川田さんは物理と即答した。
 アスリートでリケジョなんて、なかなかイケてるよね。

 インタビューはグランドで行われた。
 すぐ目の前では陸上部のメンバーがアップをしている。少し離れたところに長距離メンバーもいる。
 ソフトボールも部員は大勢いる。
 これまた近くで練習しているダンス部にいたっては数える気にもならないほどの大所帯。
 共学校だと1学年360人規模でも女子は半分の180人程度だが、ここは全員女子で320人。
 今度削減されるがそれでも280人。
 運動部も文化部もたくさんあり、放課後がこれだけにぎやかなのは女子校だからこそ。

 と、ここまでは熊女推し、女子校推しの話。
 この日の取材は部活なので時間帯は放課後だ。
 つまり帰宅部連中の下校風景を目にすることになる。
 この時間帯、駅で熊谷駅で見かける熊女生のスカートの短いこと。
 どこでたくし上げてるんだろう。
 そう思いながら観察しつつ学校に向かうと、歩道橋の手前ではもう完成させている子もいる。
 歩きながら3回ぐらいは折ってるな。

 やっぱりこのへんなんだよな。
 むろん全体からしたらごくごく一部なのだが、そういうことする子が本来いないはずの学校、いてはいけない学校なんじゃないのか。
 根っから昭和人間はそう思う。
 私は浦和なので毎朝毎夕、浦和一女や浦和麗明、あるいは浦和商業の女子生徒を大量に見ているがミニはいない。

 なんか気分としては2つの学校を訪ねた感じ。
 校門を入ってから見かけるのは、聡明で快活で礼儀正しい昔ながらの熊女生なんだが。