先週末、27日(金)~28日(土)も多くの学校で説明会が行われた。
 公立説明会は私立に比べ回数が少ないので、一回一回が重要である。
 数ある高校の中から選んで来てくれたのだから、参加御礼記事の一本でも書こうではないかというのが前々からの提案だ。

 当日の説明会の印象が良ければ良いほど、帰宅後に改めてホームページを見てもらえる確率が高まる。そこに早々と「今日はありがとうございました」と御礼の記事があれば、さらに好感度は高まるであろう。

 先週末説明会等を実施したであろう公立高校のホームページを巡回したところ、いくつかの記事が見つかった。

●川越
中学生向け土曜公開授業及び学校概要説明、実施しました。

●児玉
第1回学校見学会 御参加ありがとうございました

●春日部工業
【校長のブログ】6/27 〈御礼〉第3回トワイライト見学会

●新座総合技術
第1回学校説明会 ご参加ありがとうございました

●浦和商業
第1回「ミニ学校説明会」御礼および学校説明会等御案内

 以下の学校も何らかのイベントを行っているはずだが、今のところそれに関わる発信はない。
(※その後、各校とも6/30(月)までに参加御礼記事を掲載している)

●大宮科学技術高校
【新校情報】第3回学校説明会へのご参加ありがとうございました

●久喜工業
ミニ学校説明会(6/28)を実施しました。

●岩槻商業
6/28(土)第1回学校説明会へのご参加ありがとうございました

◆次のヤマ場は彩の国進学フェア
 来週もいくつかの公私立高校で塾対象説明会が行われるが、受験生・保護者対象イベント(説明会など)は、期末考査シーズンに入るので小休止となる。

 そして、次の大きなヤマ場はもちろん彩の国進学フェアである。

 このイベントのキャッチフレーズは「キミの学校選びはここから始まる」だが、近い将来、3年生にとっては「キミの学校選びはここに終わる」となるだろう。
 まだ、そういう話をしている人は少ないが、私は、この手のイベントのメインターゲットはいずれ中学1・2年生ないしは小学生になってくると予想している。いや、そうなって欲しいと願っている。

 高校選びは将来に関わる重要な選択である。そんな大事な選択が受験の半年前でいいはずがない。
 最終的に出願校を決定するのは受験間際になってもいいが、高校選びに関わる行動は早ければ早いほどいい。

 フェア参加は2年生までで終了。
 各学校の説明会は3年1学期(=夏休み前)までで終了。
 夏休みは家にこもって(塾でもいいが)ひたすら受験勉強。
 秋は説明会ではなく個別相談。
 3年生向け募集イベントは年内終了。

 こんなふうになるのを望んでいる。
 が、これは将来の話である。

 高校側から見たとき、進学フェアにおいて重要なのは、受験生を次のアクションに誘導することである。
 さんざん話をして、「じゃあ、よく考えてね」では、何のために相談しているのか分からない。夏休み中に説明会や体験入学があるならそこに誘導する。休み明けに文化祭があるならそこに招待する。
 アリーナはただの出会いの場であって、そこで志望校を決める受験生はいない。受験生に決心してもらうには実際に学校に来てもらわなくてはならない。ブースに来てくれた親子と次の約束をしよう。