今日は祝日、文化の日。受験ネタを期待していた方がいたら申し訳ないが「頭、お休みの日」である。
ただし、頭お休みモードでもキーボード叩けば1000文字や2000文字の駄文はひねり出せるだろう。
◆アマゾン・タブレット購入してみたが
つい最近のことだが、Amazonの10月タイムセールというやつで、Amazon仕様のタブレットを買った。
今はセールが終わったので9980円となっているが、セール中は6980円だった。
iPadと比べると0が一つ違うほどの廉価品であるから、性能はたかが知れている。
が、私の場合、読書専用端末として購入したので、kindle(キンドル)さえ使えれば他はどうでもいい。
実はkindle用には去年、キンドルペーパーホワイトという専用端末を購入した。
ついでに「kindle読み放題」(月額980円)も契約した。
この端末はスマホより目に優しいし、何と言っても重さ180g程度だから、ケースを付けたスマホなんかよりずっと軽い。
スーツの内ポケットにも収まった(実際、そんなことはしないが)。
これで、読み放題対象の0円本を読みまくっており、とりたてて不満はない。
むしろ大満足。
ただ、画面は白黒オンリー。
漫画とか雑誌向けにはちょっと、となる。
そこで、漫画や雑誌をカラーで読む用としてファイアタブレットを購入してみたわけである。
そんならiPadを買い替えればいいんだが、なにせ値段が高いんで思い切ることができない。
大きさは7インチ、8インチ、10インチとあったが、7インチだとスマホと大差なく、10インチだとかさばるので中をとって8インチ。
◆読書用なら、やはり専用機
数日間使ってみたが、まあまあといったところ。
プライムビデオを見られるし、アマゾンミュージックも聴ける。
だが、本を読む(いわゆる書籍を読む)ということになると、やはり読書に特化したキンドルペーパーホワイトの方が一枚も二枚も上で、目が疲れないし、手も疲れない。
というわけだから、これから電子書籍用の端末を購入しようかと考えている人には、お値段やや高めだが、キンドルペーパーホワイトがおすすめ。
ただし、本も読むけど映画も見たいし、音楽も聴きたい。画質や音質にもそれほどのこだわりがない。予算がない。そういう人にとって、ファイアタブレットはなかなかの選択ではないかと思う。
さて、少し話題を変える。
◆30年前は本だけが頼り
この話、以前にも書いたような気がするが、書いた方が覚えていないのだから、読者の方の記憶にあるはずがない。
知らんぷりして何度でも書く。
私は教員を途中で辞めてサラリーマンになった。
前職の知識や経験がまったく役に立たない別世界に飛び込んだ。
知らないことばかりで、勉強の連続だった。
教員の時は仕事柄、本はよく読んだが、それ以上だった。
当時はまだパソコンもインターネットも、もちろんスマホもなかった。
何かを調べるには本に頼るしかなかった。
何て不便な時代だったんだ。
突然、会社からミッションを課せられる。
知りません、分かりません、自信ありませんは禁句。
さあ、勉強だ。
と言って、何から始めていいか分からない。
とりあえず仕事終わり、本屋に足を運ぶ。
六本木に深夜まで営業している書店があった。
(青山ブックセンターというのだが、今はもうないと思う)
他にも夜遅くまで開いている書店があって、ずいぶんとお世話になった。
◆10冊読んでイロハのイ
最初の1冊は、背伸びせず「初歩」「基本」「サルでもわかる」系のものを選ぶ。
選ぶ基準が自分の中にないのだから仕方ない。
次いで、2冊目、3冊目と読み進めて行く。
さらに5冊、6冊と進んで行くと、1冊目よりは読むペースが速くなる。
これは前に読んだという部分が増えてくるからだ。
で、だいたい10冊目を過ぎたあたりから、次に読むべき本が少しずつ分かって来る。
こいつは読まんでいいだろうという勘も働くようになってくる。
まあ、学者や研究者を目指しているわけではないから、ここから先は本も読むが、人に会うことを優先する。
大学の先生、関係企業の人など、その道の専門家に会う。
本ブログ読者の方は先生が多いから、お分かりと思うが、勉強してきた者とそうでない者は一瞬で判別できる。
よって、たとえイロハのイまでであっても、こいつ本気出してきてるなと思ったら、相手の人もちゃんと教えてくれる。
だから私も、人に会って「これだけははずせない本」や「次に読むべき本」を教わった。
1冊も読まないうちに「何を読んだらいいですか」というヤツはダメなんだよ。
空振りでもいいから自分で選ぶんだ。
後で振り返れば、時間の無駄だったと思うような本を読んでしまうこともあるが、それは自分がある程度価値判断ができるようになった証拠でもあるのだ。
で、最近ありがたいなと思うのは、0円でバンバン読めるようになったことだ。
たくさん読めば、クソみたいな本とそうでない本の区別がつくようになる。
紙の本はそれからでいい。
はい、ここで2000字。
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