文化祭情報の続き。
 9月9日(土)・10日(日)に開催する公立は63校もある。
 これだけで力尽きた。
 では、私立はどれくらいあるかというと何と23校。
 栄東・開智・春日部共栄・花咲徳栄など1学期に終了している学校もあるから、埼玉県内私立の過半数が9月第2週の2日間に集中しているのである。

 もっと分散してくれないかと思うが、それは見に行く側の勝手な言い分である。
 学校としては他の行事や授業計画との兼ね合いもあるので、どうしても同時期に集まるのだ。

 たかが1日、2日のことだが、前日準備や後片付け、それに土日の代休分も合わせると1週間余りのお祭りウィークとなり、生徒は勉強を放り出すのである。むろん、そういう瞬間があってもいいのだが、早く元のお勉強モードに戻さないと、大学受験にも差し障りが出て来る。直前に課題テストを入れることもあるし、直後に模試や進路関係行事を入れることもある。このあたりがお気楽に見に行く側との違いだ。

◆私立は募集も意識
 さて、第2週の2日間(9・10日)であるが、私立23校のうち19校が二日共一般公開となっている。
 公開日がどちらか一日だけなのは浦和実業・正智深谷・東野・細田学園のみ。
 公立が63校中13校であるのと対照的だ。

 在校生保護者のことを考えてというのもあるが、生徒募集につながるイベントと位置付けているのも一つの理由と考えられる。

 事前予約が必要なのは浦和実業・大妻嵐山・国際学院・城西川越・西武台・東野・武南・細田学園の8校で、他の15校は予約不要となっている。

◆広報の視点から
 昨日の記事でも書いたが、広報という視点から見た場合、伝え方に工夫が欲しい学校がいくつかある。
 もう一度言うが、「一般公開」だけでは正確に伝わらないのである。

 狭山ヶ丘「入場制限等はございません。どなたでもご入場いただけます」
 城北埼玉「事前予約はございません」
 西武文理「事前予約なしでご来場いただけます。人数制限もありません」
 東京農大三「予約不要の一般公開で行います」
 星野「ご予約は不要です」
 山村学園「入場に事前申込や人数制限はございません」
 山村国際「入場に事前申込はございません」
 
 と、このくらいは言って欲しいものだ。

 東京成徳大深谷の「両日一般公開」、本庄第一の「一般公開します」、本庄東の「通常開催となります」などは、もう一言付け加えてもらいたいところだ。

◆開催日まとめ
 今日取り上げた私立23校の開催日(公開日)は次のとおりである。

【9日・10日】
 大妻嵐山
 川越東
 国際学院
 埼玉平成
 狭山ヶ丘
 城西川越
 昌平
 城北埼玉
 西武文理
 西武台
 東京成徳大深谷
 東京農大三
 武南
 星野
 本庄第一
 本庄東
 武蔵越生
 山村学園
 山村国際

【10日】
 浦和実業
 正智深谷
 東野
 細田学園

 本日ここまで。