高校部活動は関東大会予選真っ最中。
 例年この時期(4月下旬からGWをはさみ5月中旬にかけて)、関東大会予選が行われる競技が多い。
 関東大会(本大会)は競技ごと開催県が異なるが、時期としては大体6月上旬が多い。

 団体競技の場合、県代表として出場できるのは2校から4校。
 競技によってはそれより多いこともある。
 関東大会は、陸上や水泳などを除けば全国高校総体(インターハイ)にはつながらない。
 全国高校総体(インターハイ)予選は、別途行われる。

 全国高校総体(インターハイ)は県から1校(=1代表)なので、きわめてハードルが高い。
 それに対し関東大会は前述のように比較的多くの学校が出られるので、それを大きな目標にしている学校も多い。
 私も現役教員時代、インターハイは無理でも、せめて関東大会に出場しようと頑張ったものだ。

 現在、関東大会予選が進んでいるのは、野球、サッカー、ラグビーあたりだろうか。
 野球は2回戦に入ったところ。花咲徳栄・浦和学院・春日部共栄といった強豪校が順調に勝ち上がっている。

 サッカーはベスト8まで決定。
 シード校の西武台はじめ武南・浦和学院・浦和南・正智深谷・本庄東・立教新座・浦和西が残っている。
 昌平はプリンスリーグ参戦中ということで今回不参加だ。
 追記:25日準々決勝が行われ、正智深谷・武南・浦和西・西武台がベスト4進出

 ラグビーもベスト8まで決定。
 シード校昌平はじめ熊谷工業・熊谷・深谷・正智深谷・川越東・慶応志木・伊奈学園が残っている。
 個人的には浦高が2回戦敗退なのが残念だ。

 野球とサッカーは2校、ラグビーは4校が関東大会に出場できる。
 ちなみに私は全競技の結果をチェックし、かつ記録として残している。
 入試とは直接関係ないので趣味みたいなものだ。

 ところで。
 昨日(24日)、埼玉県の新型コロナウイルス対策本部会議が開かれた。
 その中に、「県立学校の部活動について」という資料があるので、紹介しておこう。
 
 期間は4月28日から5月11日となっており、その後のことは今後の感染拡大状況によるので現段階では分からない。

 この間、活動制限はするが活動禁止とはしていない。
 大会等出場14日前は県の部活動方針に基づいた活動を認める、となっている。
 冒頭に書いたように、関東大会予選真っ最中であるから、制限を受けながらも練習を継続する学校(部活)が多いだろう。

 予選だけでなく、本大会も戦わせてあげたいものだ。

 
 まん延防止等重点措置の対象区域はこれまで、さいたま市と川口市だけだったが、新たに川越、所沢、草加、越谷、蕨、戸田、朝霞、志木、和光、新座、富士見、ふじみ野の各市と三芳町が加えられた。
 詳しい資料はこちら。
 第49回新型コロナウイルス対策本部会議:資料