大晦日恒例、と言っても昨年からだが、この1年間でもっとも読まれた記事は何だったかを調べてみた。

第1位
「定員割れの学校は受験者全員が合格することになっている」(2021年2月14日)
 昨年も1位。
 中下位校を受験しようと考えている受験生にとって、最も気になる情報なのだろう。

第2位
「第1回埼玉県公立高校・沿線別「駅近」選手権、グランプリはどこだ」(2020年6月9日)
 昨年は3位。
 通学の便を気にしている受験生が多いということか。

第3位
「埼玉県立高校再編、次はどこか教えておくよ」(2019年6月25日)
 昨年は5位。
 今年、次の統廃合計画が発表されたので、再び注目されたようだ。

第4位
「ある日、口笛が吹けなくなったことに気づき愕然とする」(2019年5月21日)
 昨年も4位。
 教育や受験とは無縁な話だが、Googleで「口笛が吹けなくなった」と検索すると上位に表示される。
 同じ悩みを持つ人が多いようだ。

第5位
「どうした熊高、その進学実績ではナンバースクールが泣くぞ」(2021年9月23日)
 読んでいただければ分かるが、これはもちろん熊高へのエールである。

第6位
「埼玉県公立入試、平均点の10年間推移をグラフで見てみる」(2021年4月24日)
 これの2022年版記事もあるが、そちらも結構読まれている。

第7位
「2022埼玉県公立入試、定員割れ校は全員合格かを調査」(2022年3月6日)
 第1位「定員割れの学校は受験者全員が合格することになっている」の2022年版だ。

第8位
「2022埼玉県高校入試、県内私立応募状況を分析してみる」(2022年1月17日)
 第2回進路希望調査の発表直後かつ私立入試直前というタイミングでの記事。

第9位
「森塾による湘南ゼミナール子会社化、こういうのまだまだ続く」(2020年11月19日)
 昨年は2位。
 2023年は埼玉でも何らかの動きがありそうだ。 

第10位
「埼玉県私立高校入試、確約もらっても落ちることはあるか」(2022年1月18日)
 これも私立入試直前というタイミングでの記事。
 確約があっても受験生としては気になるところだ。

 古い記事が意外と読まれているのは検索エンジンからの流入によるものだ。
 だいたいはその記事限りとなるが、100人のうち1人か2人は定期読者として残るようだ。

 ブログ日々更新を開始して以来9年。
 来年春からは10年目に入る。

 1記事1200文字、つまり400字詰め原稿用紙3枚を目安に書いている。
 原稿用紙1枚読むのに1分と言われているので3分あれば読める。
 朝の日課にされているという先生もいるようなので、ここらがちょうどいいところだろう。
 ただし、書くには最低でも30分はかかる。
 データ中心記事の場合、3時間以上かかる場合もある。

 今年一番時間がかかったのは、「1週間のニュースをまとめてお届け」というシリーズだ。
 公立私立合わせて180校以上の学校ホームページを週1回閲覧する。
 4月から始めて、ここまで25回ほど書いているが、なにせ時間がかかる。
 閲覧数が割と安定しているところをみると、このシリーズは固定読者が多いようだ。
 もう1年続けてみることにするか。

 1年間、ご愛読ありがとうございました。
 では皆さん、良いお年を。