埼玉県教育委員会は8月10日、令和5年3月中学校卒業者の進路状況調査の結果を発表した。
 速報値であり最終データは来年3月発表予定である。
 県発表の概要はコチラへ。↓
 「令和5年3月中学校等卒業者の進路状況調査(速報)」について

 エクセルデータも公表されているので、より詳細なデータをご覧になりたい方はこちらから。
 令和4年度(令和5年3月)中学校等卒業者の進路状況調査(速報)
  
◆概要
 主な内容をまとめると、
 1 中学校卒業者は62.813人で前年度(62,760 人)より53人増加した。
 2 高校等への進学率は99.0%で、過去最高だった前年度より0.1ポイント低下した。
 3 高校のうち全日制への進学率は89.7%%で、前年度(90.8%)より1.1ポイント低下した。
 4 通信制高校への進学率は6.4%で前年度(5.5%)より0.9ポイント上昇した。
 
 以下は統計表(エクセル)を見て私個人で作成したものである。

◆市町村別公立中学校卒業者数
 カッコ内は前年度順位である。

 01(01) さいたま市 10.528人
 02(02) 川口市   4.556人
 03(04) 越谷市   2.982人
 04(03) 川越市   2.891人
 05(05) 所沢市   2.608人
 06(06) 草加市   2.059人
 07(07) 上尾市   1.961人
 08(08) 春日部市  1.844人
 09(09) 熊谷市   1.646人
 10(10) 新座市   1.418人
 11(11) 深谷市   1.270人
 12(12) 入間市   1.236人
 13(13) 久喜市   1.207人
 14(15) 戸田市   1.192人
 15(16) 朝霞市   1.154人
 16(14) 狭山市   1.113人
 17(17) 三郷市   1.080人
  
 以下、鴻巣市987人、加須市971人、ふじみ野市956人、坂戸市884人、富士見市863人となっている。
 要するに、ほぼ市町村の人口順である。
 
◆県外進学者の割合が多い市町村(全日制)
 公立中学校卒業者に関するデータである。
 県外(国公私立)進学者÷全日制進学者。

 01(01) 和光市 21.2%
 02(03) 蕨市  19.5%
 03(05) 三郷市 16.9%
 04(02) 戸田市 14.8%
 04(04) 川口市 14.8%
 06(11) 神川町 13.7%
 07(08) 志木市 12.8%
 08(06) 朝霞市 12.6%
 08(10) 新座市 12.6%
 10(09) 八潮市 12.2%
 11(07) 所沢市 12.1%

 以上10%超の市町村である。 
 以下、羽生市(9.1%)、吉川市(8.9%)、本庄市(8.9%)、草加市(8.5%)などとなっている。
 県全体では7.7%。さいたま市は7.5%。 
 基本的には東京に近いところほど県外進学者の割合が多くなっている。
 県外と言った場合、主に私立となるが、三郷市は県外公立が4.4%である。隣接県協定による千葉県公立への進学者であろう。

 次に実人数でも見ておこう。
 割合的には少なくても卒業生数が多ければ実人数としては多くなるだろう。

◆県外進学者数の多い市町村(全日制)
 公立中学校卒業者に関するデータである。

 01(02) さいたま市 790人
 02(01) 川口市   676人
 03(03) 所沢市   315人
 04(06) 越谷市   218人
 05(11) 三郷市   183人
 06(07) 新座市   179人
 07(04) 戸田市   177人
 08(05) 草加市   174人
 09(08) 朝霞市   145人
 10(10) 和光市   133人
 11(-) 春日部市  118人 
 12(09) 川越市   104人
 
 以上が100人超の市町村である。
 三郷市は183人中、48人が公立、135人が私立である。
 さいたま市は790人中、733人が県外私立であるが、国立も21人いる。

 次に県内進学者の割合が多い市町村も見ておこう。

◆県内進学者の割合が多い市町村(全日制)
 公立中学校卒業者に関するデータである。
 県内(国公私立)進学者÷全日制進学者。
 
 01 嵐山町   100%
 01 ときがわ町 100%
 01 東秩父村  100%
 01 横瀬町   100%
 05 伊奈町   99.4%
 06 川島町   99.3%
 07 小鹿野町  99.0%
 08 鳩山町   98.5%
 08 越生町   98.5%
 10 東松山市  97.9%
 11 秩父市   97.8%
 11 長瀞町   97.8%
 13 鴻巣市   97.4%
 14 吉見町   97.3%
 14 鶴ヶ島市  97.3%
 16 松伏町   97.2%
 17 滑川町   97.1%
 17 毛呂山町  97.1%
 19 坂戸市   97.0%
 20 深谷市   96.9%

 交通網の関係で公立にせよ私立にせよ県内に止まらざるを得ないのが主な理由と考えられる。

 最後に県内私立進学者が多い市町村を見ておこう。実人数である。概ね卒業者数の順になると思われる。

◆県内私立進学者が多い市町村(全日制)
 公立中学校卒業者に関するデータである。
 
 01(01) さいたま市 3.111人 
 02(02) 川口市    969人
 03(03) 川越市    831人
 04(04) 越谷市    670人
 05(05) 所沢市    591人
 06(06) 上尾市    499人
 07(07) 草加市    363人
 08(10) 春日部市   327人
 09(08) 熊谷市    319人
 09(11) 戸田市    319人
 11(14) 朝霞市    302人
 12(15) ふじみ野市  276人
 13(12) 新座市    267人
 13(17) 鴻巣市    267人
 15(-) 坂戸市    251人
 16(13) 深谷市    255人
 17(09) 入間市    249人
 18(16) 狭山市    236人
 19(18) 富士見市   211人
 
 以上、200人超の市町村である。
 ほぼ公立中学校卒業者数が多い順となっている。