昨日のイベント(東部私学の集い)で会ったどなたかに「例の校長情報の更新は終わったの?」と聞かれた。
 継続的にお読みの方は何のことかすぐに分かったと思う。
 4月の人事異動で校長が交代した学校は早くホームページを書き換えろよとずっと言ってきたわけだが、現状はどうなのだとのお尋ねだ。

 実はデータは随時更新してきた。
 「校長が交代した学校はただちにHPの情報更新を(2025年3月30日付)」
 4月28日に最後に残った小鹿野高校の情報が更新され、校長が代わった54校のHPはすべて書き換えられた。
 昨年は5月に入っても頑なに前校長を掲載し続けた学校があったが、今年は4月中に終わった。

 4月は1年の中でも最も忙しい時期であるから、あまり煩く言うのもどうかという気持ちはある。
 だが、ホームページを訪れる人たちにとって、先生方が忙しいかどうかなど関係ない。
 校長名に限らず、HPの年度更新は早めにやって欲しいものだ。

 受験生の高校選びという観点からは、説明会等入試関連イベントの年間予定を早く公開してほしいと思っている。
 一昨日の記事で、各校の発表のタイミングは早まっていると書いたが、それでもまだ半数以上の学校が発表していない。
 受験生がHPを訪れたら「説明会はすべて終了しました」と出てくる。
 今年の話ではないことはすぐに理解できるのだが、せっかく期待して来てみたのにがっかりだ。
 こういう小さながっかりの積み重ねで、学校に対する印象は悪くなって行くのだ。

 私は新聞掲載の関係で各校説明会日程をこまめにチェックしているのだが、ときどき日付と曜日の食い違いがあったりする。
 そういう時は余計なお節介と思いつつ学校にメールしたり電話したりして知らせている。
 そんな時、いつも思うのは、先生たちは自校のHPを見ていないのかということだ。
 記載事項に誤りがあったり、古いデータがそのまま掲載されていたり、そういうのを誰も気がつかないのか。
 たぶん見ていないのだろう。

 これはまずい。
 その学校を目指している受験生や保護者をはじめ、多くの部外者が見ているのに本人たちが見ていない。
 これはSNSやyoutube動画などにも言える。
 「自分は担当じゃない」ということなんだろうが、それは校内的な話で内輪の問題だろう。
 こっちから見たら、HPに出ていることや書かれていることは、その学校の先生全員が知っていることなのだ。

 自分は担当じゃなくたって、せめてHPに出ているレベルの話はすべての先生が説明できないとまずいだろう。