昨日、春日部女子高校の「塾・予備校関係対象者説明会」に行ってきた。
当日の模様は学校ホームページにも記事掲載されている。
「開催しました!」の「!」にどんな意味があるか分からない。
めずらしいことなのか、驚くべきことなのか。
それとも単なる習慣(クセ)なのか。
どうせなら「!」(感嘆符)を一つ付けたくらいでは印象は強まらないから最低10個くらい付ける。
「開催しました!!!!!!!!!!」。
あるいは「開催しましたった、たったったったった、たたたたたた」。
冗談はさておき。
突然の開催だった。
年度当初の計画にはなかったと思われる。
しかし、「では来年度からにしよう」とならかった。
周知期間は限られるが今年からやってみようとなったところに募集にかける意気込みを感じる。
すでに3月に1・2年生対象説明会を実施している。
4月と6月に初の試みとしてオープンスクールを開催している。
インスタは2年前に始めている。
まあ、やるべきことは大体やっている。
が、いま一つ数字に現れていないのが残念なところだ。
◆へえー、そうだったんだ、誤解してたよ
昨日配布された資料の中にこんな記載があった。
「春女の全学年の部活動加入率は。5月1日現在で文化部66%、運動部34%、合わせて100%で、県内でも部活動の盛んな学校の一つです」
へえー、文化部の方が多いんだ。
割合逆じゃないかと二度見してしまったが、間違いじゃないな。
ほぼダブルスコアで文化部の方が優勢。
これは意外だった。
というか誤解していた。
以前からパンフレットやホームページのどこかには出ていたかもしれないが記憶にない。
記憶に残っているのはホームページにこれでもかと掲載される部活動関係(特に陸上部)の記事だ。
昨年あたりからだいぶ変わったが、それ以前は延々と陸上部の記事が繰り広げられ、学習・進路関係の記事を探し出すのが容易ではなかった。
もちろん、インターハイ出場レベルの話だからそれなりに大きく扱う価値はあるのだが、それにしても扱いがあまりにも大き過ぎた。
たぶん、こうした影響により私の中に「春日部女子=運動部」というイメージが形成されたのだろう。
どちらかと言うと学習・進路よりも部活動寄りの学校。
春日部・不動岡・越谷北は文武両道ではあるけれどイメージとしては学習・進路寄り。
春日部女子は、春日部東・越谷南、あるいは久喜などと並んで部活動寄り。
誤解なきよう言っておくが、別に部活動寄りがいけないと言っているのではない。
あくまでもイメージの話だ。
◆進学重視すると選びにくい学校
春日部女子は、部活動、特に運動部を前面に出した募集展開をしているので、大学進学志向の強い生徒にとって選びにくい学校になっている可能性がある。
かつてほんの一瞬だったが学校選択問題を実施したことがある。
すぐにやめてしまったが、そのまま続けていれば、もう少し進学校イメージも強まっただろう。
土曜授業もやっていない。
55分授業などにより計算上週当たり時間数は土曜日をやったのと同じになるが、傍から見ると部活のために土曜日を空けているようにしか見えない。
隔週土曜日の授業をやっても部活が急激に弱体化するとは思えないので、土曜授業を復活させてもいいのではないか。
(そうそう、言い忘れたが、かつては土曜授業を行っていたのだ)
話は最初に戻るが、春日部女子は生徒募集に関しては戦う姿勢を強く打ち出している学校だ。
私の役割はそういう学校を応援することだ。
みんながみんな戦わなくてもいいが、ファイティングポーズを取っている学校は応援する。
2025-07-03 at 22:10
せっかくの女子高。
女子だからこその進路を
指導してくれると特徴が
出せると感じています。
以前は、大学受験でなく
公務員試験を受ける生徒も
いたりと、女子だからこそ
将来を考えた進路選びを
していると感じていました。
女子高だからこその
特徴がはっきりしていると
春日部女子を勧めやすくなる
と感じています。
2025-07-04 at 13:53
私も今回初めて運動部と文化部の割合を知り、とても意外に感じました。当塾の卒業生は運動部で活躍する生徒が多かったため、「運動部が盛んな学校」というイメージを抱いていたのかもしれません。それ自体は大切なことですが、イメージが一人歩きすることの功罪もあるのだと改めて感じました。
実際に足を運んでみると、わかることは本当にたくさんあります。普段は中学生や保護者の皆さんに「イメージだけで学校を選ばないでくださいね」とお伝えしていますが、私自身もまだまだ知らないことが多いのだと実感しました。
校長先生をはじめ、先生方と直接お話しする機会をいただき、春女をこれまで以上に身近に感じる1日となりました。貴重な機会をありがとうございました。