大学合格件数をランキング形式ではない別の形で表してみようという試みである。今回は国公立大学編。私立大学編をやるかどうかは考え中だ。
 やり方としては、ラウンドごとにクリアすべき人数を決め、それを超えた学校を表示して行く方法をとってみた。。
 データはアンケート調査を基にし、各校ホームページで補正した。合格件数は浪人も含んでいる。
 学校によって大学校(防衛大学校など)を国立に含めていることもあるし、別個に集計していることもあるようだが、学校の発表を優先(尊重)した。
 では、始めよう。

◆第1ラウンド 国公立10人以上
(公立)伊奈学園 浦和 浦和一女 浦和西 大宮 大宮光陵 春日部 春日部女子 川口北 川越 川越女子 川越南 熊谷 熊谷女子 熊谷西 越ヶ谷 越谷北 坂戸 杉戸 秩父 所沢 所沢北 不動岡 本庄 松山 和光国際 蕨 川口市立 市立浦和 浦和南 大宮北(以上31校)
(私立)浦和明の星女子 浦和学院 浦和実業 大宮開成 開智 開智未来 春日部共栄 川越東 埼玉栄 栄北 栄東 狭山ヶ丘 淑徳与野 城西川越 正智深谷 昌平 城北埼玉 西武文理 東京農大三 獨協埼玉 花咲徳栄 東野 武南 星野 本庄東 山村学園 立教新座(27校)

 公立普通科校のおよそ3分の1と私立の半分以上がここはクリアしている。

◆第2ラウンド 国公立30人以上
(公立)伊奈学園 浦和 浦和一女 浦和西 大宮 春日部 川口北 川越 川越女子 熊谷 熊谷女子 熊谷西 越谷北 所沢北 不動岡 蕨 市立浦和(以上17校)
(私立)浦和明の星女子 大宮開成 開智 開智未来 春日部共栄 川越東 狭山ヶ丘 淑徳与野 城西川越 昌平 西武文理 花咲徳栄 星野 本庄東(以上14校)

 人によって見方は異なるが、30人ラインを超えてくると世間的に進学校と見なされるのではないか。
 第2ラウンドに残らなかったのは公立が14校、私立が13校だ。各校の皆さんには、30人という数字をクリアすべき最低ラインと考えて頑張っていただきたい。

◆第3ラウンド 国公立50人以上
(公立)浦和 浦和一女 浦和西 大宮 春日部 川口北 川越 川越女子 熊谷 熊谷女子 越谷北 所沢北 不動岡 蕨 市立浦和(以上15校)
(私立)大宮開成 開智 春日部共栄 川越東 栄東 昌平 西武文理 星野 本庄東(以上9校)

 第3ラウンドに残らなかったのは、公立では伊奈学園(48人)、熊谷西(47人)の2校、私立では浦和明の星女子(41人)、開智未来(36人)、狭山ヶ丘(45人)、淑徳与野(44人)、城西川越(30人)、花咲徳栄(41人)の6校だ。
 浦和明の星女子や開智未来は規模の小さな学校なので、数の戦いでは不利になるが、割合の戦いになれば上位に浮上するだろう。中学入試の方法が変わったことで一貫生の結果が出始めた伊奈学園は今後さらに数字を伸ばしそうだ。部活(スポーツ)の印象が強い花咲徳栄もここ数年順調に伸ばしてきている。

◆第4ラウンド 国公立80人以上
(公立)浦和 浦和一女 浦和西 大宮 春日部 川越 川越女子 熊谷 越谷北 所沢北 不動岡 蕨 市立浦和(以上13校)
(私立)大宮開成 開智 栄東 昌平 星野 本庄東(以上6校)

 第4ラウンドに残らなかったのは、公立では川口北(66人)、熊谷女子(51人)の2校、私立では春日部共栄(69人)、川越東(73人)、西武文理(57人)の3校だ。
 川口北は安定して50人以上をキープしているが、もうひと伸びが足りない。春日部共栄は3ケタに迫る数字を出していた時期もあるから復活を期待しよう。川越東はここ4年ほど70人超えが続いている。

◆第5ラウンド 国公立100人以上
(公立)浦和 浦和一女 大宮 春日部 川越 川越女子 熊谷 不動岡 蕨 市立浦和(以上10校)
(私立)大宮開成 開智 栄東 本庄東(以上4校)

 第5ラウンドに残らなかったのは、公立では浦和西(84人)、越谷北(90人)、所沢北(81人)の3校、私立では昌平(89人)、星野(86人)の2校だ。
 ここ数年の勢いからすれば、昌平の100人超えは時間の問題だろう。

◆第6ラウンド 国公立150人以上
(公立)浦和 浦和一女 大宮 春日部 川越(以上5校)
(私立)栄東(以上1校)

 最終第6ラウンドに残らなかったのは、公立では川越女子(107人)、熊谷(107人)、不動岡(132人)、蕨(118人)、市立浦和(121人)の5校、私立では大宮開成(133人)、開智(138人)、本庄東(110人)の3校だ。
 150人超えはかなり高いハードルだが、大宮開成、開智、本庄東の私立3校には期待できそうだ。
 なお、最終第6ラウンドに残った学校の人数は、浦和(259人)、浦和一女(164人)、大宮(214人)、春日部(180人)、川越(183人)、栄東(230人)である。

 ここまでで終わろうと思ったが、合格件数だけでなく合格校も少し見てみようと思い、スペシャルラウンドを設けた。
 ここでは、旧帝大(北大・東北大・東大・名大・京大・阪大・九大)に東京工業大と一橋大を加えた9大学の合格件数が基準となる。
 

◆スペシャルラウンド1 (旧帝大+東工+一橋)10人以上
(公立)伊奈学園 浦和 浦和一女 大宮 春日部 川越 市立浦和(以上7校)
(私立)大宮開成 開智 川越東 栄東 本庄東(以上5校)

◆スペシャルラウンド2 (旧帝大+東工+一橋)30人以上
(公立)浦和 浦和一女 大宮 春日部 川越(以上5校)
(私立)開智 栄東(以上2校)

◆スペシャルラウンド3 (旧帝大+東工+一橋)50人以上
(公立)浦和 大宮 川越(以上3校)
(私立)栄東(以上1校)

 東大だけでスペシャルラウンド1(10人以上)をクリアしてしまうのが浦和(東大33人)、大宮(同13人)、開智(同10人)、栄東(同17人)の4校だ。
 川越と春日部は東北大に強くそれぞれ21人いる。
 開智は昨年は50人超えしていたから、今年はやや不本意な結果だろう。
 今回はスペシャルラウンド2に残らなかった大宮開成、本庄東だが、いずれはここが定位置になるだろう。

 以上、本日の調べはここまで。
 言うまでもないが、国公立合格数だけでその学校の進学実績を評価することはできない。就職や将来のことを考えれば、都内有名私立を目ざしたほうがいいのではないかという考え方は当然ある。