昨夜は京都に泊まった。普通のビジネスホテルだが一泊朝食付きで5千円弱。コロナ以前、外国人観光客が溢れていた頃は1万円超えは当たり前だったから、嘘みたいな低料金だ。
先月京都に行ったときは、駅も閑散としていたが、緊急事態宣言が解けたためか、幾分活気を取り戻していた。
平日(木曜日)ということもあるが、夕方でこんなものだ。
本日は関係している団体の年次総会。
昨年の会場は熱田神宮、今年は平安神宮、たぶん来年は明治神宮。
◆平安神宮は最近できた神社
京都三大祭りの一つ「時代祭」は、平安神宮のお祭りである。
「祇園祭」は八坂神社で、「葵祭」は上賀茂・下鴨神社。
この神社、明治28年(1895)の創建というから、まだ100年ちょっと。
歴史のある神社仏閣の多い京都では新参者だ。
明治28年(1895)は平安遷都1100年にあたり、それを奉祝して建てられた。
ご祭神は第50代桓武天皇。
昭和に入って第121代孝明天皇が合祀された。
孝明天皇(1831-1867)は明治天皇の父。幕末動乱期の天皇である。
即位が1846年、崩御されたのが1867年であるから、在位時代にペリー来航、日米和親条約締結、桜田門外の変、生麦事件、薩長同盟締結など中学生でも知っているような(知っているはずの)歴史的事件が数多く起こっているのである。
平安神宮を訪れたら是非見ておきたいのが神苑と呼ばれる庭園だ。
参拝は自由だが、こちらは拝観料600円。
◆京都マラソンのゴール
私は過去2回、京都マラソンに参加している。
そのゴールとなるのが平安神宮だ。
高校駅伝などでもお馴染みの西京極競技場をスタートして、京都市内をグルっと大回りして、平安神宮にゴールする。
ここ2年間中止になっているから、2回目の参加は3年前のことだ。
今日も、たしかこのあたりがゴールだったよなと必死に思い出そうとするが、記憶が蘇ってこない。
意識もうろう、ヘロヘロでゴールしたからだろう。
近くを琵琶湖疎水が流れていて、季節になると両岸の桜が見事だ。
疎水を4~500mさかのぼれば南禅寺があり、この一帯は京都市内でも桜の名所として知られている。
本来は教育・入試ブログだが、時々神社仏閣ネタが入る。
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