越生翔桜高校(現・越生高校)の話題である。
令和8年4月に開校する6つの高校のうちの一つ。
鳩山高校と越生高校が統合する。
新校についてはいろいな機会に紹介しようというのが個人的な態度(姿勢)である。
ただし、外野が余計なことをするなと怒られる場合もあるので注意が必要だ。
なにしろ、面と向かって校長から「迷惑だ」と言われたこともある。
今度の6新校について言えば、大宮科学技術(現・大宮工業)、和光国際、岩槻はここで何度取り上げてもクレームは来ないだろう。
この3校に共通していること。
1 旧年度内に説明会実施
2 新年度は5月、6月に説明会実施予定
3 塾説明会実施予定(昨年度も実施)
5 SNSでも情報発信
外野から(第三者から)見た場合、生徒募集や学校広報に熱心な学校と見える。
微妙なのが越生翔桜高校。
◆校長ブログの発信が急増
ここに来て、学校公式サイト(ホームページ)内の「校長より」の更新回数が急増している。
たとえば、今日の発信は。
越生高校の最寄り駅は?
4月に入ってこれが8本目。
これくらいの更新頻度は他校にいくらでも例があるが、この学校の校長ブログは昨年10月から今年3月までの半年間で7本しか記事が上がっていなかったのだ。
遂に覚醒か。
これなら勝手に応援してもクレームは来ないだろう。
なお、この記事の中で、「今年度は、7月にさいたまスーパーアリーナで開催される「彩の国進学フェア」にも説明ブースを設置します」とある。昨年は不参加だった。イベントの関係者としては嬉しい限りだ。
◆説明会日程も公表済み
4月2日時点で今年度(令和7年度)の説明会日程を公表している。
もっと早い学校はいくらでもあるが、全体の中では早い方。
学校説明会日程のお知らせ
残念なのは第1回説明会が8月に入ってからであることだ。
新しい学校は知名度という点で不利であるから、他校より早く、そして他校より多く説明会を開きたいところだ。
上記の日程は新校のページから入ることができる。
メニューの中に「説明会・学校案内」があり、ここには昨年の情報が残っているので削除したほうがいい。
説明会が遅い分、インスタやYouTubeなどを使った広報を進めてもらいたいものだ。
現在でも美術科ではビジュアルデザインや映像表現を学んでいる学校だ。今度はそれにアニメも加わろうとしている。学校イメージを伝えるためにも動画をメインとした広報活動が必要だろう。
◆アニメが目玉
新校には普通科と美術表現科が開設される。
今までの美術科に対し新たに始まるのは「美術表現科」。
名称的には「美術」に「表現」が加わっただけが、アニメーションに関する科目を学ぶことができる。
熊本には県立高森高校という「マンガ学科」を擁する高校がある。
だったら思い切って「アニメ科」でも良かったと思うが、そこはさまざまな事情があったのだろう。
ただ、本格的にアニメを学べるのは唯一無二であろうから、これを看板に掲げて募集、広報活動をするのいいだろう。
◆なぜ「翔桜」なのか
越生は梅で有名なのに、なぜ桜なのか。
その答えは、統合のパートナーである鳩山高校のホームページにあった。
田中達哉校長のブログである。
校長室より「2月後半」の鳩高生への応援メッセージ 令和8年4月開校の新校、校名案が発表されました! ~「ハトミライ☆プロジェクト」で本校のシンボルとなった「桜」、未来へ!~
「鳩山高校の先輩方が大切に築き上げてきた宝物のような「桜」プロジェクトは、新校の校名に受け継がれ、新たな歴史を刻むこととなります。」
「2026年・令和8年の4月、「桜」は、我が鳩山高校を象徴するものとなって新校に継承されていくこと、素直に喜び、胸を張って、それに加えて鳩山高校という看板を背負(しょ)った私たち自身の自己肯定感を一層、高めましょう!」
これは大いに勉強させてもらった。
と同時に、「越生なのになんで梅じゃないんだ」などとテキトーな発言をしてことを反省。
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