本日、埼玉新聞別刷「高校入試対策特集」は本紙折り込みの形で発行された。
県内公立中学校3年生には中学校を通じて別途配布される。
この中に「夏期学校説明会・体験入学カレンダー」というページがある。
7月19日から8月31日まで、日ごとに各校募集イベントをまとめたものだ。
◆前半の集中日は7月26日(土)
埼玉新聞の調査によると、夏休み前半のイベント集中日は7月26日(土)で、公私合わせて49校(通信制除く)が何らかの募集イベントを実施する。
ちなみにその前後、25日(金)が18校、27日(日)が15校である。
夏休みに入って最初の土日は説明会ラッシュとなりやすい。
平日開催という手もあるが、保護者の都合を考えれば夏休みと言えども土日となり集中は避けられない。
◆後半の集中日は8月23日(土)
夏休み後半の集中日は8月23日(土)で、公私合わせて52校(通信制除く)が何らかの募集イベントを実施する。
ちなみにその前後、22日(金)が20校、24日(日)が19校である。
近年は夏休みを早めに切り上げる自治体が多く、この土日が夏休み最後の土日となる(なお、酷暑対策で夏休み延長を検討している自治体もあるようだ)。
学校としてもできれば集中日を避けたいところだが、と言って、最初と最後の土日を他校に譲るわけにはいかない。激戦を承知の上で設定しているのだろう。
◆説明会告知のベストタイミングは
イベント告知のタイミングは開催の1~2か月前と言われている。
学校説明会等であれば、年度当初に年間計画を明らかにし、その上で各回実施の1~2か月前に告知し募集を開始する。
夏休みなどは40日間を一つの括りとして考え、通常は1か月前からの告知・募集であったとしても2か月前に早めてもいい。
秋の文化祭なども、事前申込を取るのであれば1か月前では遅すぎる。
◆脱落を防ぐための工夫
申し込み後にキャンセルが出ることがある。
各家庭、個人ともさまざま事情がありやむを得ないところであるが、気持ち的な(気分的な)な脱落は出来るだけ避けたいものである。
そのためには当日までの間に1~2回のリマインド告知が必要である。
リマインド告知は「思い出させる告知」「再確認の告知」である。
あまり頻繁だとうるさがられるので2週間前に一度、1週間前に一度くらいか。
場合によっては前日もありだ。
リマインド告知はそれなりに効果はあるはずなので面倒がらずにやっておこう。
そして、実施後にフォローアップ告知(参加御礼、次回予告)をするべきなのは何度も言っているとおりだ。
激戦日を勝ち抜くには、良いタイミング、良い内容(期待を高める内容)でリマインド告知をする必要があるだろうと重ねて言っておく。
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