今日は宮代高校に行ってきたのだが(今月2回目)、その話は明日に回す。
 昨日書き忘れたことがあったのでそちらを優先。

◆春日部東高校は早くも新版パンフレット
 春日部東高校の塾説で今年度版学校案内パンフレット(つまり最新版)が配布された話。
 現在制作進行中の学校が多い中、これは素晴らしい。
 「新年度になって去年の余り物(賞味期限切れ)を配ってるんじゃないよ。本来廃棄物なのに参考資料と称して配っている。お客に失礼だろう」というのが私の主張。
 昨日配られたということは連休前に完成しているわけだ。
 やればできるのだ。

◆全体的に始動が早まっている
 以前は夏休みから募集に関わる活動を始める学校が多く、案内パンフレットやポスターなどはその時期に合わせて制作する学校がほとんどだった。
 だが、旧年度内に新3年生向け説明会を実施する学校が増えてきた。
 また、5月、6月に説明会等を実施する学校も増えてきた。

 そうなれば自然と募集用ツールである案内パンフレットやポスターの制作時期も早まってくるわけである。

◆パンフの役割が変ってきた
 数年前、もう紙のパンフの時代は終わったとばかりに、作るのをやめてしまった学校が現れた。
 しかし、引き続き紙のパンフの役割があることが分かり復活させた例もある。
 コロナを機に説明会を全てオンラインに切り替えてはみたものの、結局は対面式を復活させた学校があったのと似ている。

 将来は分からないが、学校選択はすべてネット上で済ますという時代にはまだなっていないようだ。

 ただ、ネットやSNSが普及したおかけで、パンフレットにすべてを盛り込む必要はなくなった。
 昔はただ一つの募集ツールだったので、学校のすべてをここに盛り込むことが求められたが、今はそういう時代ではない。
 ホームページ、SNS、動画チャンネル、そして紙のパンフレット。
 それぞれに異なった機能、役割を持たせ、互いに補完しながら総合的に情報を伝達して行くのが今のやり方だ。

 パンフは必ずしも「全部入り」である必要はない。
 そう考えれば制作ポリシーも変わってくるだろうし、それに伴い制作スケジュールも変わってくるだろう。

 人事異動や校内分掌なども変わる時期なので、その点が難しいが、春日部東高校はそこを乗り越え連休明けに新版配布が可能なことを示してくれた。