今日は私立高校授業料の話をしよう。
最近、公立高校の職員研修などでも時々取り上げている。
授業料はホットな話題なのである。
高校授業料無償化は公立から私立へと広がり、以前はあった所得制限もなくなる見込みだ。
現在の案では、私立高校授業料については45万7千円まで国の支援が拡大することになっている。
令和6年12月の調査では、令和7年度の埼玉県内私立の授業料は平均で40万9542円である。
授業料が高いのは次の高校である。
01 慶応志木 800.000円
02 早大本庄 684.000円
03 立教新座 624.000円
04 栄東 456.000円
05 城北埼玉 450.000円
06 自由の森 441.600円
07 獨協埼玉 432.000円
08 大妻嵐山 430.000円
09 西武文理 420.000円
09 浦和ルーテル 420.000円
09 秋草学園 420.000円
09 東野 420.000円
13 細田学園 402.000円
音楽科の東邦音大東邦第二(492.000円)、武蔵野音大附属(500.000円)、昌平・IBコース(792.000円)を除くと以上のとおりだ。
50万超は慶応志木・早大本庄・立教新座の3校、40万超は栄東など10校である。
普通科に限って言えば、国の就学支援金が45万7千円まで引き上げられることにより、ほぼすべての学校で授業料自己負担はなくなる。
もちろん、よく言われるように、私立の場合、授業料の他に施設費等も徴収している(名称は学校により異なる)。
施設費等の県内平均は21万970円であり、これは自己負担となる。
また、公立では5千円程度で済む入学金も平均で23万6250円ほどかかる。なお、入学金の最高額は慶応志木の34万円、次いで立教新座の30万円で、ほとんどの学校が20万円から25万円前後に収まっている。
学校ごとデータはこちらへ。
令和7年度私立高等学校初年度納付金の状況
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