本日はスポーツニュース。
 この時期恒例の冬場の高校スポーツ大会埼玉県大会の記録である。

 冬場の高校スポーツは、全国高校大会等につながる大会と、基本的には県大会どまりの新人大会に大別される。(※競技によっては新人大会が関東選抜大会や、春に行われる全国選抜大会等につながる)
 今回主に取り上げるのは、3年生も出場可能な全国高校大会等の埼玉県予選の結果である。
 ※学校名が薄緑は、その学校のホームページ記事にリンクしている。

◆サッカー  昌平が2年連続6回目
 昌平が決勝で浦和南を破り、2年連続6回目の全国選手権出場を決めた。

 準決勝 昌平 7―2武南
     浦和南5―1聖望学園
 決勝  昌平 2-0浦和南

 浦和南はインターハイ予選に続いての準優勝。
 武南は関東予選、インターハイ予選を制したが、今大会は惜しくも準決勝敗退。
 聖望学園は関東予選1回戦敗退、インターハイ予選2回戦敗退からの準決勝進出。
 ベスト8に進出したのは細田学園、狭山ヶ丘、市立浦和、正智深谷。
 市立浦和は3回戦で西武台を破ってのベスト8進出。

◆ラグビー 川越東が3年ぶり2回目
 川越東が昌平を破り、3年ぶり2回目の優勝で全国高校大会(花園)出場を決めた。

 準決勝 川越東51-0深谷
     昌平 24-14慶応志木
 決勝  川越東27-5昌平
 
 決勝は昨年と同カードだったが、川越東がリベンジを果たした。
 川越東は今シーズン県内無敗。 
 ベスト8に進出したのは上記以外に、熊谷工業、浦和、熊谷、本庄東。

◆バレー 男子は正智深谷が初、女子は細田学園
 男子は、正智深谷が決勝で昌平を破り初優勝。全国高校大会(春高バレー)には11年ぶり2回目の出場。

▼男子
 準決勝 正智深谷2-0埼玉栄
     昌平  2-0春日部共栄
 決勝  正智深谷3-1昌平

 決勝カードは関東予選、インターハイ予選と同じでいずれも正智深谷が勝利。
 ベスト8に進出したのは上記以外では東京農大三、越谷南、上尾、本庄第一。上尾、越谷南は昨年に続いてのベスト8進出。

 女子は、細田学園が決勝で春日部共栄を破り3年連続17回目の優勝で全国高校大会(春高バレー)出場。
▼女子
 準決勝 細田学園 2ー0狭山ヶ丘
     春日部共栄2-0本庄第一
 決勝  細田学園 3-1春日部共栄

 ベスト8に進出したのは上記以外では聖望学園、正智深谷、市立川越、伊奈学園。

◆バスケ 男子は正智深谷と埼玉栄、女子は埼玉栄
 男子は正智深谷が決勝リーグ1位で12年連続12回目の優勝で全国高校選手権(ウィンターカップ)出場。
 男子はもう一枠あり2位の埼玉栄が33年ぶり5回目の全国高校選手権出場。

▼男子
 決勝リーグ
 1位 正智深谷
 2位 埼玉栄
 3位 本庄東
 4位 昌平

 上位4校の顔ぶれは昨年と同じ。
 ベスト8に進出したのは、豊岡、武蔵越生、伊奈学園、春日部共栄。
 武蔵越生と伊奈学園は昨年もベスト8。

 女子は、埼玉栄が決勝で昌平を破り2年連続8回目の優勝で全国高校選手権(ウィンターカップ)出場。
▼女子
 準決勝 昌平 87―36草加南
     埼玉栄77―48正智深谷
 決勝  埼玉栄68-55昌平

 上位4校のうち、埼玉栄、昌平、正智深谷は昨年と同様。もう1校は昨年準優勝の久喜に代わり草加南が進出。
 ベスト8に進出したのは、市立川越、浦和西、久喜、朝霞西。
 ベスト8以上のうち5校が公立。他競技に比べると公立が上位に進出しやすいようだ。

◆駅伝 男女とも埼玉栄
 男子は埼玉栄が7年連続42回目の優勝で全国高校駅伝(京都)に出場。

▼男子
 1位 埼玉栄
 2位 武蔵越生
 3位 花咲徳栄
 4位 東京農大三
 5位 西武文理
 6位 春日部

 出場62校。
 埼玉栄は2区松井海斗選手、4区岸本駿吾選手が区間新記録。昨年全国4位のメンバーが残っており、今年はさらに上が期待される。
 春日部が健闘し6位入賞。 
 上位6校は関東大会に出場。7位以下昌平、川口市立、坂戸西、浦和実業の順。

 女子は埼玉栄が2年ぶり26回目の優勝で全国高校駅伝に出場。

▼女子
 1位 埼玉栄
 2位 坂戸西
 3位 昌平
 4位 本庄東
 5位 本庄第一
 6位 市立浦和

 坂戸西が埼玉栄、昌平の2強に割って入った。
 市立浦和が6位入賞と健闘した。
 上位6校は関東大会出場。
 7位以下は川口市立、東京農大三、春日部女子、川越南の順。

 以上が、12月~翌1月にかけて全国大会が開催される競技の埼玉県予選結果である。
 埼玉栄は3競技(女子バスケ、男女駅伝)、正智深谷は2競技(男子バスケ、男子バレー)。
 昨年4競技と大活躍の昌平はサッカーのみにとどまった。