クロームブックってどうなの? それを確かめるべく思い切って1台購入した。
 日常の仕事用パソコンとしては、メインとなるデスクトップ、持ち歩き用のノートパソコン、それに映像処理用のマックブックプロと3台を使用している。
 そうそう、やや古くなったアイパッドミニも机上にあるが、活躍の場面は少ない。

 そんなわけだから、日常業務的にはまったく必要性はないのだが、学校での導入が進んでいる折り、体験しておいてもいいのかなというのが購入動機だ。
 ASUS(エイスース)の公式サイトで購入した。
 
 ASUS日本公式サイト

 新発売(3月17日発売)ということで、キャンペーンをやっていて、たしか3万5千円かそれ以下だったと記憶している。
 (3万円台でも悩みに悩んだから、5万円だったら諦めただろう)

 3月20日に注文して、届いたのが4月24日だ。
 ずいぶん時間がかかった。
 コロナによる在宅ワーク普及でパソコン需要が高まったためと思われる。
 
 今日Amazonで見たら、5万円ぐらいで売られていた。
 

 この機種に決めた理由は着脱式であることだ。
 キーボードの部分を取り外すことができて、そうするとタブレット仕様になる。
 これならタブレットかパソコンかを迷う必要がない。
 (もっともタブレットに外付けキーボードを付ければ同じことだが)

 厄介なのは、Windows、Mac、Googleと3つのOSが入り乱れて、劣化著しい私の頭脳が追い付いて行かないことだ。
 仕事上のメインはMicrosoftオフィス(Word、Excel、PowerPoint、Outlook)で、データはoffice365というやつでクラウド保存している。
 それが使えないんじゃ、個人的には用途は限られる。
 zoomを入れてみようと思ったが、英語版しか入らない。
 Googlemeetなら当然問題ないが、相手がzoomやMicrosoftのteamsで会議しようぜと言ってきたらどうすんだ。
 など、研究課題は多い。
 連休中にいろいろ試してみることにしよう。

◆公立高校のICT教育事情
 昨日、西部地区の公立高校に行った。
 普通教室すべてにプロジェクターが設置されていた。
 黒板の上のほうに、天井から吊るすタイプのものだ。

 この学校の特殊事例ではない。
 県立高校では、昨年度中にWi-Fi環境整備とプロジェクター設置が一気に行われた。
 ただ、前年なのは、端末の配布が遅れていることだ。
 県の方針は、「BYOD(Bring Your Own Device)」。
 ビーワイオーディー。
 各自、自分の端末を持って来い。

 タブレットやクロームブックなどは、学校に40台とか80台で、毎時間生徒が自由に使えるような状態ではない。
 国のGIGAスクール構想というのは、義務教育(小中学校)が対象なんだね。

 私立中学や高校は一人一台の端末という点では進んでいるが、全教室プロジェクター設置とはなっていない学校も多い。
 先生も生徒も全員が端末を持っていれば、黒板やホワイトボード、スクリーンなど無くても良さそうなものだが、そうも行かない。
 やっぱりプロジェクターや大画面のモニターは欲しい。

 まあ今は過渡期というやつで、いろいろな不備があるのは仕方がないのかな。
 予算が無限にあるわけではない。
 保護者に大きな負担をかけたくない。
 子供たちの気持ちも第一に考えなくちゃいけない。
 
 もちろん、「不満」の中に「ニーズ」があり、それに応えるのも学校や先生の役割だから、意見は言っていい。
 ただ、先生たちもさまざまな制約の中で奮闘しているんだから、そこは認めてあげなくちゃいけないと思っている。